大学院体育学研究科の内田教授がクラウドファンディングに挑戦しています

大学院体育学研究科の内田匡輔教授(体育学部体育学科)の研究がこのほど、東海大学総合研究機構の2022年度「クラウドファンディング型社会発信研究補助計画」の一次採択に選出され、3月末まで学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」で研究資金の寄付を募っています。この取り組みは、「academist」を運営するアカデミスト株式会社と総合研究機構のパートナーシップ契約に基づき学内公募したテーマの研究費の支援を、寄付金額が目標に達した場合のみ成立する「All or Nothing型」で募り、研究遂行に必要な経費の半分を獲得した際に残りの研究費を同機構が補助する制度です。

内田教授の研究は、「誰もが日常的に楽しめる『アダプテッド・スポーツ』を広げたい!」がテーマ。特別支援学校の協力のもと、運動部に所属する生徒を対象にエアロバイクでの体力測定を定期的に実施しており、今回の研究は障がいを持つ人の体力の現状を明らかにするとともに、エアロバイクを漕ぐことで体力向上や日常的な運動につなげてもらうことを目的としています。クラウドファンディングで獲得した支援金は、特別支援学校などに貸し出すエアロバイクの購入費として使用する計画で、支援者には出張講習会や論文謝辞への氏名掲載などさまざまなリターンを用意しています。内田教授は、「性別や年齢を問わず、障がいがある人やスポーツの経験がない人でも参加できるよう創造された運動・レクリエーションである『アダプテッド・スポーツ』を広めることで、誰もがスポーツに参加し、楽しめる共生社会をつくりたい」と話しています。

詳細は以下のリンクよりご確認ください。
https://academist-cf.com/projects/243?lang=ja