スポーツ・レジャーマネジメント学科の岡積さんが「TOMODACHI-U.S. Embassy Go for Gold スポーツ・リーダーシップ・プログラム」に参加しました

体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科4年次生の岡積優希さん(指導教員:押見大地准教授)が、昨年12月から3月にかけて行われたスポーツマネジメント学習プログラム「TOMODACHI-U.S. Embassy Go for Gold スポーツ・リーダーシップ・プログラム」に参加しました。在日米国大使館が支援するスポーツマネジメントを学ぶ大学生を対象にした海外派遣プログラムで、日米関係の強化と国際的なリーダーの育成を目指す「米日カウンシルジャパン」が主催したものです。岡積さんを含む10名の学生は、昨年12月に実施された国内でのオンライン研修を経て、2月26日から3月11日にかけてアメリカ・ロサンゼルスとニューヨークを訪問。プロスポーツチームやスタジアムを訪問し、現地のスタッフと意見交換しました。

「五輪の過去と未来」がテーマとなったロサンゼルスでは、1984年ロス五輪の歴史を伝えるスポーツ啓発団体「LA84 Foundation」を訪問。メインスタジアムとして使われた「ロサンゼルスメモリアルコロシアム」や28年に控えるロス五輪で使用される「SoFIスタジアム」など多くのスポーツ施設や組織を見学・訪問しました。さらに、プロアイスホッケーリーグ「NHL」の試合を観戦しながら、観客に「応援しに来るようになったきっかけ」や「スポーツの魅力」などを聞き、現地のスポーツ文化を肌で感じました。続くニューヨークでは、さまざまなプロスポーツが行われる「マディソン・スクエア・ガーデン」や、同国最大の芸能事務所「クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー」などを訪れ、アメリカにおけるスポーツビジネスの現場についてさまざまな視点から学びました。

帰国後には、米日カウンシルジャパンに向けて成果報告プレゼンテーションも行った岡積さんは、「アメリカのプロスポーツと聞くと、華があり派手なイメージがありましたが、クラブチームによる地域住民との関係構築の方法を目の当たりにし、地道な企業努力が重ねられていることに驚きました」と語りました。押見准教授は、「参加した学生たちはスポーツの本場・アメリカで貴重な経験を積みました。学生生活はもちろん、今後のキャリア形成に生かしてほしい」と期待を寄せていました。