「政治経済学部 公認会計士制度説明会」をオンラインで開催しました

政治経済学部経営学科では7月16日(金)にオンラインで、「公認会計士制度説明会」を開催しました。公認会計士資格に興味がある学生に制度を説明するとともに、試験合格者が受験体験談を語ることで合格のための心構えや資格取得までの道のりなどを共有するために企画されたもの。WEBビデオ会議システム「Zoom」を使った講演には、約100名の学生が参加しました。

当日はまず開会にあたって、本学科の松原沙織教授が、「学生の皆さんはさまざまなポテンシャルを持っています。説明会を通して、会計に関する興味関心が高まり公認会計士を目指す人が増えることを願っています」とあいさつしました。続いて、公認会計士制度の紹介DVDの上映とあわせて、日本公認会計士協会神奈川県会広報委員会委員で公認会計士の眞野元氏が、公認会計士の社会的役割や使命、仕事の内容、魅力などを説明。「公認会計士が活躍できる領域は年々拡大しています。将来のキャリアの可能性を広げるには魅力的な資格です」とご自身の経験を踏まえて語りました。次に、本学文学部を卒業し、社会人生活を経て公認会計士試験に合格した知念泰之氏が、受験生時代の生活の様子や勉強の方法、実際に監査法人で働いて感じたことなどを話しました。最後に学生に向けて、「ぜひ学生生活の中で目標に向かって努力する姿勢を身につけてください。皆さんが目標に向かって努力し、よい結果を残せることを祈っています」とエールを送りました。

質疑応答では「アルバイトをしていた経験は会計士になった際に役立ちますか」「簿記3級の資格は実社会で役立ちますか」「公認会計士の試験に向けた勉強は予備校に通った方がよいでしょうか」といった質問が寄せられ、講演に対する学生の関心の高さがうかがえました。実体験に基づく話を聞くことにより、受講者は公認会計士制度や受験についての理解を深めていました。