ESG投資に関するカンファレンスを開催しました

東海大学(環境サステナビリティ研究所)、北九州市立大学、オックスフォード大学World Scientific Publishingは、5月12日に北九州国際会議場で「ESG Investments in East and Southeast Asia」というテーマでカンファレンスを共同で開催しました。同カンファレンスは、科学研究費基盤研究B「アジアの脱炭素化シナリオのためのエネルギー需要・供給両サイドからの研究」(研究代表者:本学政治経済学部経済学科本間聡教授、研究分担者:北九州市立大学経済学部牛房義明教授、本学国際学部国際学科Farhad Taghizadeh-Hesary准教授)の研究活動の一環です。

はじめに北九州市立大学漆原朗子副学長と本学吉川直人副学長より歓迎の挨拶が述べられました。午前の部では、本学Taghizadeh-Hesary准教授の司会の下で、シンガポール社会科学大学准教授のYoungho Chang氏、オックスフォード大学主任研究員で本学環境サステナビリティ研究所訪問研究員でもあるTroy Sternberg氏、ノース・サウス大学(バングラディシュ)准教授のSakib Bin Amin氏らがそれぞれの研究について発表しました。

午後の部前半では牛房教授の司会の下で、早稲田大学教授の根本直子氏や本間氏らが、午後の部後半では、本間氏の司会の下で、江蘇大学准教授のMuhammad Mohsin氏、ウズベキスタンマクロ経済予測研究所研究員のIkboljon Kasimov氏らがそれぞれの研究について発表しました。各発表では、ESG投資について実証分析やケーススタディなど種々の観点から議論がなされました。最後に、Farhad Taghizadeh-Hesary准教授が当日の議論をまとめました。

当日は、会場とオンラインの両方から参加可能なハイブリッド形式で実施し、10か国以上の研究者がESG投資について発表し、会場には近隣の地球環境戦略研究機関(IGES)北九州アーバンセンターや公益財団法人アジア成長研究所の研究員の方も含めて28名が参加し、オンラインには約40名が参加しました。

なお、当日の様子はYoutube(https://www.youtube.com/watch?v=jZjnpdpHmXc&t=96shttps://www.youtube.com/watch?v=5y5amAgTnMU&t=10010s )で公開されています。