「日本と韓国における戦略投票の比較研究」をテーマに政治学科研究報告会を開催しました

政治学科では、学科内外との研究交流を深めるため、今年度から所属教員による研究報告会を定期的に開催しています。

6月14日(水)に、今年度2回目の政治学科研究報告会が開催され、慶済姫准教授が「日本と韓国における戦略投票の比較研究」をテーマに研究報告を行いました。韓国出身の慶准教授は、政治過程・計量政治学を専門としており、今年度から本学に着任しています。これまでの研究では主に韓国と日本の政治過程を題材にしてきましたが、今回の研究報告では、戦略投票(有権者が自らの票の効果を最大化するため、自らの選好度より候補者の当選可能性を優先して行う投票行動)について、日本と韓国の選挙を比較研究するという研究構想が報告されました。

当日は、政治学科所属の教員のみならず、他学部他学科所属の教員、大学院生、学部生なども参加し、活発な質疑応答・意見交換が行われました。報告を担当した慶准教授は、報告会終了後、「多くの有益なコメントをいただいたので、これからの研究に活かしていきたい」と話をしていました。