平塚市イクボスプロジェクト「こんな会社で働きたい!~人材が集まり定着する会社とは~」に参加しました

政治経済学部経済学科の小﨑敏男教授のゼミに所属する須藤天海さん(3年次生)と溝田莉菜さん(同)が、11月14日に平塚市勤労会館で開催された平成30年度平塚市イクボスプロジェクト「こんな会社で働きたい!~人材が集まり定着する会社とは~」にパネリストとして参加しました。「イクボス」とは、職場でともに働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら組織の業績結果も出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)を指します。平塚市ではイクボスの広がりを促進し、子育てや介護をしながらでも働きやすい企業が増えるよう、「平塚市イクボス宣言企業登録制度」を創設。補助金の補助率や信用保証料補助限度額引き上げなどが受けられる同制度への登録を呼びかけています。

「イクボスのいる企業が増えれば、人材が集まり、定着し、働きやすいまち・働きたくなるまちになる」という理念のもとで開催されているシンポジウムは今回が4回目。労働経済学を専門とする小﨑教授のゼミ生が過去にワーク・ライフ・バランスについて「広報ひらつか」のインタビューを受けた縁で、学生の働くことへの思いを発表してほしいとシンポジウムへの参加依頼を受けました。

当日は、市内の企業から約50名が参加。第1部として株式会社リクルートジョブズのジョブズリサーチセンター長を務める宇佐川邦子氏が「中小企業は人材不足にどう取り組むべきか」と題して基調講演しました。第2部では、須藤さんと溝田さんが市内の高校生2名とともに「若者の本音を聞く!私はこんな会社で働きたい」のパネリストを務めました。宇佐川氏の司会進行でどのような仕事に興味があるのか、社会人になっても続けたい趣味、どういう職場で働きたいかなどをそれぞれ発表し、須藤さんと溝田さんは、「社会人として成長できる会社に就職したいと考えているので、研修や資格取得サポートなどの制度がしっかりしていることが重要。将来、結婚して出産したときに育休が取れるかどうかもポイントだと思います」と語りました。

溝田さんは、「大勢の前で発表する経験がなかったのでとても緊張しましたが、どういう仕事に就きたいか、どんな企業がいいのかなど、自分自身と向き合い、考える機会になりました。これから就職活動を控えているので、インターンシップなどを通してワーク・ライフ・バランスについてもしっかり考えていきたい」と語りました。

イクボスシンポ (1)_525.jpg

イクボスシンポ (2)_525.jpg