「業界・企業研究講座~自分との接点を考える~」を開催しました

政治経済学部では11月29日に湘南キャンパスで、就職ガイダンス「業界・企業研究講座~自分との接点を考える~」を開催しました。就職を希望する3年次生を主な対象に、就職活動の事前準備として重要な業界や企業研究の進め方を実践的に学ぶ機会となるよう毎年開いています。今回は、就職活動支援サイト「リクナビ」を運営する株式会社リクルートキャリアの熊谷信裕氏が、自分に合った業界・企業の探し方について講演しました。

初めに前田成東学部長があいさつし、「ここにいる皆さんのうち、半分以上が今は名前も知らない会社に入社します。そういった会社を見つけていくのは大変ですが面白いことです。有名な会社がよい会社とは限りません。皆さんがよい会社と出会えることを祈っています」と語りました。続いて熊谷氏が、就職活動のスケジュールを説明。「大切なのは自己分析を通じて自分の価値観ややりたいことを見つけることです。さらに、業界の種類や企業の目指しているもの、魅力や社風を分析し、2つが重なるところを見つけてください。業界研究を行うことで自分に合った企業の方向性を見極めることができます」と語りました。

その後、2分間で知っている企業名を書き出すワークを実施。熊谷氏は、「社員が1000人以下の会社が社会全体の99.8%を占めているにもかかわらず、1%に満たない大企業に学生が集中します。皆さんがよく知っている企業はBtoC、つまり消費者に対応している企業が多いのではないでしょうか。企業と取引をするBtoBに取り組む会社の名前は、普段は目にしませんが、優良企業がたくさんあります。3月1日までに受けたい会社を25社程度ピックアップしてみてください。業界は3つから5つあったほうがいいでしょう。志望業界をある程度絞り込んでいる人は、その中で大手、中堅、中小とそれぞれのレベルで企業を探してみてください」とアドバイス。実際の企業を例に挙げ、具体的な企業研究の方法なども解説しました。

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