湘南キャンパスのサイエンス・エンジニアリングカレッジでは5月11日に、付属高輪台高校サイエンスクラスの1年生を対象としたキャンパス見学会を初めて実施しました。大学の雰囲気を実際に感じてもらい、学習意欲の向上や進路選択に役立てることを目的に、付属高生向けに開いているものです。今回は、理学部物理学科と化学科の研究室と実験室を約40名が訪れました。
生徒たちは6グループに分かれて、17号館と18号館、先進生命科学研究所を訪問。17号館では化学科の関根嘉香教授と冨田恒之教授、18号館では物理学科の佐々木海渡助教の研究室を見学しました。各研究室の研究テーマを紹介したほか、佐々木助教が、高圧下で作製されたアモルファス氷がはじける様子などを披露しました。また、放射線の研究に取り組む理学専攻の大学院生が、放射線や宇宙線を測定する実験装置の説明も行いました。
参加した生徒は、「先生や大学院生の方たちが進めている研究テーマについて楽しそうに話をしてくれて、聞いていて面白かった」「これから科学について幅広く学んでいく中で、自分も興味を持てる研究分野を見つけたい」と話していました。
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