化学科客員教授の田中陵⼆先生らが新種の鉱物を発見しました

化学科で客員教授を務めておられる田中陵⼆先生(相模中央化学研究所)らの研究グループが、北海道で新種の鉱物を発見しました。以下、相模中央化学研究所のプレスリリースからの引用です。

北海道河東郡⿅追町および北海道上川郡愛別町の⼭林より、新鉱物「北海道⽯(ほっかいどうせき)、学名:hokkaidoite(ホッカイドウアイト)」を発⾒しました。この鉱物は令和5年1⽉に国際鉱物学連合で承認・登録されました。北海道⽯は、炭素および⽔素のみよりなる有機化合物「ベンゾ[ghi]ペリレン」の天然結晶であり、紫外線を照射すると美しく蛍光する希少な鉱物です。現在、産地は保護のため⼀般公開はしておりませんが、登録記載のため採取された標本等を、とかち⿅追ジオパークビジターセンター、北海道⼤学総合博物館、環境省・上⼠幌町ひがし⼤雪⾃然館、北海道博物館で展⽰予定です。
https://sagami-scri.jp/cate-02/pressrelease20230526/

この研究について、多数のメディアで報道されています。一部を紹介いたします。
NHK(5月28日)夜の845ニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230526/k10014079391000.html
テレビ朝日(5月29日)グッドモーニング
紫外線で光る!新種の鉱物 「北海道石」と命名 石油がどうできたか…読み解く鍵に? (tv-asahi.co.jp)
TBSテレビ(5月29日)THE TIME
紫外線で色鮮やかに光る「北海道石」石油が出来る謎を解く鍵となるか…発掘された鹿追町で一般公開始まる | TBS NEWS DIG (1ページ)
日経新聞(5月29日)
新鉱物「北海道石」発見 紫外線で黄緑の蛍光 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
産経新聞(5月29日)
新鉱物「北海道石」発見 紫外線で黄緑の蛍光 – 産経ニュース (sankei.com)
北海道新聞(5月28日)朝刊1面
蛍光に輝く石に歓声 鹿追で「北海道石」一般公開:北海道新聞デジタル (hokkaido-np.co.jp)

田中先生のご研究のさらなる発展を楽しみにしています!