理学部情報数理学科の那須弘和教授が9月17、18日の2日間、韓国・ソウルの高麗大学校(Korea University)で開催された「KU Lectures in Algebraic Geometry 2026: Deformation Theory of Embedded Curves and Its Applications」に講師として招かれ、代数幾何学に関する3回の集中講義(各75分)と研究講演(75分)を行いました。同講義は高麗大学校のEuisung Park教授とChangho Han准教授が主催し、National Research Foundation (NRF) of Koreaの支援を受けて開催されたものです。高麗大学校をはじめ近隣の大学から、大学院生を中心とした若い学生や研究者ら約20名が参加しました。講義では、射影空間に埋め込まれた代数曲線の変形理論とHilbert scheme(ヒルベルト・スキーム)について基礎から応用までを解説し、研究講演では曲線の変形を妨げる「障害」に関する最近の研究成果を紹介しました。
那須教授は、「高麗大学校や近隣の大学から多くの若い学生が講義を聴きに来てくれたことを大変うれしく思いました。3回の講義を通して、埋め込み曲線の変形理論の基礎から現在の研究へのつながりまでを伝える貴重な機会となりました。学生から多くの質問を受け、講義後にも議論することができました。また、滞在中にはPark教授と今後の研究につながる具体的な問題についても議論でき、大変有意義な訪問となりました」と話しています。

