土井選手がアジアパラ競技大会の卓球団体戦で銅メダルを獲得しました

車椅子卓球で活躍する理学部情報数理学科1年次生の土井康太郎選手が、10月18日から24日まで韓国・仁川で開催された「インチョン2014アジアパラ 競技大会」の卓球団体戦で銅メダルを獲得しました。4年に1度、国際パラリンピック委員会の地域委員会であるAPCが主催し、アジア地域におけるパラリン ピック・ムーブメントの推進と競技スポーツのさらなる進展を図るために開催されている、アジア地域の障がい者総合スポーツ大会です。土井選手は2013年 11月に大阪で開かれた「第5回国際クラス別肢体不自由者卓球選手権大会」の個人戦で準優勝し、出場権を得ました。

3選手で戦う団体戦は、シングルス2試合、ダブルス1試合、シングルス2試合の計5試合で合計勝敗数を争います。土井選手らのチームは、タジキスタン、台 湾、マカオと戦った予選を2勝1敗とし、準々決勝ではレバノンに勝利。準決勝で韓国に敗れ、銅メダルとなりました。土井選手は、「個人戦では予選で格下の 選手に0-3で負けてしまい、とても悔しい思いをしました。団体戦では気持ちを切り替えてメダル獲得に貢献できたと思います。今大会は初めての総合大会 で、開会式のスケールの大きさにとても驚きました。また、初めての選手村生活で不安も多くありましたが、たくさんの方々に支えられて無事に大会を終えるこ とができてよかったです。この2週間はとてもいい経験になりましたし、来年の国際大会につながる結果になりました」と話しています。