理学部物理学科の学生が中心となって活動している有志団体「Supporting Science Experiments」（SSE）が、８月16、17日に東京・江東区にある日本科学未来館で開催された科学体験イベント「第５回サイエンスリンク」 （主催＝同実行委員会）に参加しました。この催しは、子どもたちに科学の魅力を伝えようと、日本全国の大学や高校など約20団体が参加したもので、両日あ わせて約3000名が来場しました。本学からはSSEと科学実験開発サークル「D.E.I.S」が出展しています。
SSEでは、「空気の力を体験しよう」と題して、紙コップにストローを差し込んでサイフォンの原理を学ぶ実験や、板の下にゴミ袋を貼り付け、袋に空気を入 れると板の上に人が乗れる「魔法のじゅうたん」など３種類の実験を用意。ブースには500名をこえる来場者が訪れ、メンバーたちは空気の特性や現象が起き る理由を説明しながら子どもたちの実験をサポートしました。
企画運営を担当した吉見葵さん（物理学科３年次生）は、「昨年よりも多くの人にブースを訪れていただくことができ、とてもうれしく思います。私たちが説明 するととても興味を持ってくれる子がいる一方で、”よくわからなかったね”と言いながらブースを離れる子どももいたので、今回の反省を生かしながらより小 さな子どもたちにもわかりやすい説明の仕方をこれからも模索していきます」と語っています。
SSEは11月１日から３日まで湘南キャンパスで開催される建学祭でも、科学実験の体験ブースを出展する予定です。
