WORLD WIDE TOKAI

『TOKAI Hygge』

海外の学生とオンライントーク!
『TOKAI Hygge』

 2020年春、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、海外との往来が大幅に制限されることとなりました。そんな中でも学生が国際交流できる機会をつくろうと、国際教育センター(当時)などが中心となって企画したのが、オンライン交流イベント「Tokai Hygge」です。Hyggeとはデンマーク語で〝心地のよい空間〞という意味。2020年6月に開催した初回Hyggeでは、デンマークの望星国民高等学校と本学学生8名がZoomでつながり、コロナ禍における学生生活などについて語り合いました。

 当初はデンマークの協定校のみを対象としていましたが、参加学生から好評を博したことで、徐々に規模を拡大。スタートから1年余りが経過した現在では、北欧5カ国に加え、韓国、台湾、タイ、ロシア、ドイツ、アフガニスタンなど10カ国以上が参画し、「韓国Hygge」や「ロシアHygge」のように国を限定したHyggeのほか、半年に一度は全協定校が参加する「World Hygge」も開催しています。

 この1年でHyggeのスタイルも進化しました。初期は募集人数を8名前後に絞っていたこともあり、全員が一堂に会していましたが、参加者が増えてからはZoomの「ブレイクアウトルーム」機能を利用して、1部屋5〜6名の話しやすい環境を用意。さらに「英語や相手国の言語で話したい」「日本語で交流したい」といったニーズに応えるため、ルームごとに「英語限定」「日本語限定」「英語・日本語ミックス」など使用言語を指定し、希望するルームに割り振る体制を整えました。また、Hyggeがスタートしたばかりの頃はトークのテーマを限定したり、職員が介入して会話をリードするといった試みも行われていましたが、リーダーシップを発揮できる学生が増えてきたことから、現在ではトークの内容や進行は学生に一任されています。

 もともとはコロナ対策の一環としてスタートしたHyggeですが、「楽しかった」「勉強になった」「興味の幅が広がった」といった多くの反響を受け、今後も対象校を拡大しながら継続的に実施する予定です。

世界中の協定校が参加する「World Hygge」を開催

 2021年7月21日、第2回「World Hygge」を開催しました。参加者は約90

名。北欧、ロシア、韓国、タイ、マレーシア、アフガニスタンなど10カ国の大学と本学の学生のほか、オープンキャンパスでこのイベントを知ったという高校生や、学生時代にHyggeの常連だったという卒業生も名を連ねました。

 参加者は、自分が話したい言語に応じて13のグループに分かれ、少人数のリラックスした雰囲気の中で交流。おおむねどのグループでも、簡単な自己紹介の後でフリートークがスタートし、「日本や日本語に興味を持ったきっかけ」「日本の漫画・アニメ」「好きな日本食」「自分の専攻」「コロナ」「少子化問題」など、硬軟織り交ぜさまざまな内容が語られました。また終盤になると、ルームの仲間とSNSのIDを交換する姿も多く見られました。

 約2時間におよぶセッションの最後には、ブレイクアウトルームを退出し、全員がメインのミーティングセッションに集結。司会役の職員から指名された数名の学生が、自分のルーム内で話した内容をみんなの前で共有しました。その後、参加者全員が自国の国旗を掲げて記念撮影。満面の笑顔で、楽しいひと時に幕を閉じました。