静岡キャンパス女子硬式野球部の鈴木選手がアジアカップ4連覇に貢献しました

静岡キャンパス女子硬式野球部の鈴木はな選手(人文学部2年次生)が、10月26日から11月2日まで中国・杭州で開催された「第4回 BFA 女子野球アジアカップ」の侍ジャパン女子日本代表に選出。大学生メンバーで挑み、大会4連覇を果たしました。

11チームが出場した今大会は、2グループに分かれてオープニングラウンドが行われました。鈴木選手は第2戦のフィリピン戦に7番・サードでスタメン出場し、4打数3安打3打点をマーク。7番・指名打者で出場した第4戦のインドネシア戦でも4打数3安打5打点と大活躍を見せました。チームは4試合全てコールド勝ちし、両グループの上位2チームずつで行われたスーパーラウンドに進出しました。鈴木選手は第1戦に1番・サードで出場すると、3打数3安打と固め打ち。チャイニーズ・タイペイとの決勝は途中出場で2つのフォアボールを選びました。大会通算13打数10安打9打点をマークし、ファースト、セカンド、サード、レフトとさまざまなポジションをこなしてチームに貢献しました。

鈴木選手は、「初めての国際大会で、海外選手の制球力の高さや守備の連係のうまさ、打撃のミート力の高さなどを肌で感じることができました。国際球は日本のボールと違って滑りやすく、送球に苦労しましたが、普段のショートとは違うポジションも任され、いい経験になりました」と振り返ります。好調の打撃については、「序盤はタイミングが合わなかったのですが、バットを短く持ったり、タイミングを速くしたりと工夫する中で結果がついてきました」とコメント。「第9回WBSC女子野球ワールドカップ」で日本代表を7連覇に導き、今大会も指揮した中島梨紗監督から送球や打撃についてもアドバイスをもらったといい、「キャッチボールなどの基礎が大切と教わったので、チームにも還元していければと考えています。個人的には冬場にウエートトレーニングで体をつくり、スローイングの安定感を上げていきたい」と今後の目標を語りました。

【日本代表成績】
◆オープニングラウンド
第1戦vsスリランカ  31―0(4回コールド)
第2戦vsフィリピン  15―0(4回コールド)
第3戦vs韓国     13―2(6回コールド)
第4戦vsインドネシア 34―0(4回コールド)

◆スーパーラウンド
第1戦vsチャイニーズ・タイペイ 14―4(6回コールド)
第2戦vs香港          10―0(5回コールド)

◆決勝
vsチャイニーズ・タイペイ 8―0