デフリンピックに出場した選手たちが木村英樹学長らを表敬訪問しました

11月に日本で初めて開催された聴覚障がい者の国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」に、本学から卒業生を含む9選手が出場。金メダル6個、銀メダル4個、銅メダル3個を獲得する活躍を見せました。デフリンピックは英語で「耳が聞こえない」を意味する「デフ(Deaf)」とオリンピックを合わせたもので、国際聾者スポーツ委員会の主催で4年に1度開催されています。12月23日には6選手が湘南キャンパスを訪れ、指導者と共に木村英樹学長、体育学部の内山秀一学部長を表敬訪問。音声を認識して自動翻訳するアプリ「UDトーク」を使用するとともに、キャンパスライフセンターの内田匡輔所長が手話でサポートしました。

初めに木村学長が、「多くのメダルを獲得されたことはもちろんですが、それまでのプロセスが何より大切。さまざまな苦労や厳しいトレーニングを経て今大会に出場し、結果を残されたことがとても喜ばしい。これからも長く活躍してください」と労いました。続いて選手が一人ずつ大会を振り返り、水泳で7つのメダルを獲得した茨隆太郎選手(大学院体育学研究科2017年度修了・SMBC日興証券)は、「日本で初めて開催される今大会に出場でき、皆さんにこうして報告できてうれしい」とあいさつ。女子バレーボールの中田美緒選手(体育学部22年度卒・清水建設)は、「大会前に“金メダルを取って報告に来ます”と宣言したことが有言実行できてよかった」と笑顔を見せました。男子サッカーの岡田侑也選手(同18年度卒・ゼンリンデータコム)は、「2023年の世界選手権に続いての銀メダルで悔しさもありますが、皆さんと一緒に大会を作り上げ、共有できたことはサッカー人生の財産」と語りました。陸上競技の山中孝一郎選手(工学部2003年度卒・日立製作所)は、「前回大会は日本選手団がコロナに感染し、マラソンは出場辞退となりました。今大会では力を出し切れず13位となりましたが、完走できてうれしい」とコメント。荒谷太智選手(体育学部3年次生)は、「男子4×400mリレーでは初の金メダルを獲得できて光栄です。次回大会では個人種目も含めて代表を目指します」と語り、柔道の水掫瑞紀選手(同2年次生)は、「初出場で個人・団体と2つの銅メダルを獲得できました。次は金メダルを狙います」と意気込みました。

その後は、水泳部の加藤健志部長(スポーツプロモーションセンター准教授)が春日井亮太監督(体育学部非常勤講師)と共に水泳日本代表のコーチとして帯同した今大会を振り返り、陸上競技部の高野進監督(体育学部教授)、女子バレーボール部の藤井壮浩監督(同)、男子柔道部の中矢力監督(同講師)、男子サッカー部の赤木秀紀コーチ(東海大職員)も選手たちの学生時代のエピソードや今後への期待を語りました。