過去の講演会

2015年度 『共催講演会』 の開催

 講演テーマ講師概要
共催講演会
2015年12月19日
日本におけるブラジル人の教育と未来近畿大学 総合社会学部 准教授 リリアン・テルミ・ハタノ「移民」を受け入れない建前の日本政府にとって、1990年の入管法改定で日系2世・3世に限ってほぼ無条件に受入れを決めたことは、恒常的人手不足に苦しむ製造業救済のための苦肉の策でした。それから25年、主にブラジルとペルーから多数来日した南米系外国人は「デカセギ」と呼ばれて、あたかも数年で本国に帰っていくお客さんであるかのように扱われ、「移民」としての正当の権利が保障されずにきました。リーマンショックや東日本大震災の影響で減ったとはいえ、2015年段階で20数万人にのぼる南米系「移民」が日本の社会につきつける様々な課題を、その子どもたちへの教育をめぐる問題を中心に議論しました。「日本ブラジルかけ橋の会」との共催で開いたフォーラム形式の講演会でした。
東海大学 教養学部国際学科 教授 小貫大輔
体験創庫かけはし代表・日伯かけ橋の会副代表 藤村哲
共催講演会
2015年11月7日
大学と地域連携~これからの大学のサバイバル戦略~高知県立大学 文化学部 教授 小林直三近年、文部科学省の推進する「地(知)の拠点事業(COC)」や「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」等に代表されるように、大学と地域社会の連携・人材育成がいっそう求められるようになってきました。そこで、高知県立大学の地域教育研究センターキャリア支援部会長を務めている小林直三教授を講師として招聘し、「大学と地域連携」をテーマに、持続可能な地域社会のために大学は何をすべきかについて講演していただきました。

2014年度 『コアプロジェクト・講演会』の開催

 講演テーマ講師概要
第31回
2015年1月23日
セクシュアリティとシティズンシップダレン・ラングドリッジ氏 (イギリス)性的マイノリティの権利と市民社会の関係について話していただいた。「異性愛・結婚・生殖」を正当とみなしてきた近代社会のイデオロギーに対して、多様な性と生殖のあり方を肯定しようとする動きが現代社会のさまざまな場面で見られる。講演では、具体的な課題として、ゲイの結婚と親権の問題が取り上げられ、賛否両論を受け止めつつ踏み込んだ議論が展開された。

2013年度 『コアプロジェクト・講演会』の開催

 講演テーマ講師概要
第30回
2014年1月23日
英語言語のグロ-バリゼ-ションアンドリュー・ウオルパート氏(イギリス)シュイタイナ-教育という特別な教育法による学校が、世界には1,000校以上あるが、先生は、これらの学校の先生たちに英語教育法を教えてきた人気の「カリスマ英語教師」である。
この講演会では、英語という言語がグロ-バル言語になった背景を話していただいた。
第29回
2013年
11月29日
AIDS 当事者のちからが社会を変える! ~ブラジルの当事者運動~ジョセ・アラウ-ジョ・リマ・フィ-リョ氏(ブラジル、エイズ アクティビスト)民主化運動と歩調を合わせてエイズ当事者運動が巻き起こったブラジルでは、「命の権利」を求める人びとが憲法を盾に力強く世論や政策を動かしてきました。いま、「生きづらさ」が覆う日本の私たちが、彼らから学べることは何でしょうか?。現地のようすがわかる画像・映像を上映しながらお話しします。なかでも「さすがブラジル!」と思わずうなってしまう政府制作エイズ予防キャンペ-ンポスタ-とビデオは必見でした。

2012年度 『コアプロジェクト・講演会』の開催

 講演テーマ講師概要
第28回
2013年
1月15日
外国にル-ツを持つ子どもたちの今~子どもくらぶ「たんぽポ」の取り組みから~近畿大学
総合社会学部
准教授  リリアン・テルミ・ハタノ 
リリアン先生が、祖国ブラジルから日本に来て暮らしている子どもたちを支える活動を立ち上げて14年になり、その活動の歩みについて、ご自身の外国人体験も交えてお話しいただいた。バイリンガルを育てることは、社会にとっても多くのメリットがあるはずだが、本人たちにとっては「自らのアイデンティティ」と「家族の絆」とを守る、欠かすことのできないテーマなのだとよく理解できました。
第27回
2012年
7月19日
スウェ-デンモデルは
日本に適用可能か
元スウェ-デン兼
ラトビア特命全権大使
藤井 威 氏
現在では、スウェーデンは、「高福祉高負担」の国というイメージがありますが、もともとは非常に貧しい国でした。転機となったのは、高度経済成長を経験した1960年代に、「増税」という決断をしたことにあります。その際、積極的労働市場政策と教育改革と同時に、女性の就労と育児の両立を可能とする施策を実施しました。「増税」による受益、メリットを国民が広く実感できるようにしたことにより、高負担に対する不満の声は少なかったこと、および、企業の国際競争力を衰退させるようなことはせず、累進課税的な要素は少なく、より広く多くの国民から負担を求めていることが日本との大きな違いとしてあげられます。
学生近隣市民の方等を含み135人の参加がありました。

2011年度 『コアプロジェクト・講演会』の開催

 講演テーマ講師概要
第26回
2012年
1月24日
オキシトシン・ラブーお産とおっぱい、愛のホルモンを科学するDr.Michel Odent
ミシェル・オダン氏
お産や母乳が出るのを助けるオキシトシンというホルモンがあります。このホルモンが脳の中で信頼と愛情の感覚を生み、人をリラックスさせる働きがあることが明らかになりました。長く続く信頼関係の愛を築くオキシトシンの重要性について論じました。

2010年度 『コアプロジェクト・講演会』の開催

 講演テーマ講師概要
第25回
2010年10月28日
インド経済成長の特徴と展望法政大学 経済学部
教授 絵所秀紀
グローバル化の進展により、急速に存在感を高めているインド経済の成長の特徴と今後の展望について論じました。この際、高度成長の契機となった1991年以降の経済自由化、知的産業集約型であるインド経済の持続可能性などにもふれました。
第24回
2010年7月1日
地質と文明-壱岐・対馬・済州島をめぐる資源人類学の旅京都造形芸術大学
芸術教養教育センタ-
教授 原田憲一
風土の違いは衣食住に大きな影響を与えますが、ほぼ同一の「風土条件」をもつ壱岐・対馬・済州島を例に、地質の違いが3島の暮らしに影響を与えているかを示したうえで、資源人類学の観点から日韓の文明比較を行いました。

2009年度 『コアプロジェクト・講演会』の開催

 講演テーマ 講師 概要
第23回
2009年10月9日
大貧困社会慶應義塾大学経済学部
教授 駒村康平
高齢化の進展に伴う社会保障給付の増加や格差への対応のために今後の社会保障制度はどうあるべきかを考えました。現役のみならず将来世代の負担もふまえた改革の在り方を制度横断的な視点から検討しました。
第22回
2009年7月9日
人口から考える21世紀文明上智大学地球環境研究所 所長
経済学部 教授 鬼頭宏
先進諸国においてなぜ少子化がおきたのかを人口文明史の視点から説明しました。21世紀における人口増加速度の低下と経済成長が、地球環境、文明にどのような問題をもたらすと考えられるのか、その見通しについてもふれました。

2008年度 『コアプロジェクト・講演会』の開催

 講演テーマ講師概要
第21回
2009年1月15日
「いま、生命の哲学を考える」福井大学教育地域科学部
教授 小林道憲
主に道元の思想に則り、仏教哲学に基づく生命観について論じました。禅・仏教思想が核ですが、倫理、宗教、哲学の相互関係、および他の宗教思想との異動についても検討しました。
第20回
2008年12月18日
「時間学からみた現代の若者:若者の時間意識」山口大学時間学研究所
所長 辻正二
現代の若者論を時間学の視点から解剖し、いま若者にとって時間とはどのように考えられているのか、若者はいまの社会のスピードの速さをどのように捉えているのか、そして、生活のリズムや時間展望がどのようになっているのかなどを通して社会的時間のあり方を説きました。