デザイン文化学科3年次生の笹田恵美さんが「2015八剣山ワイン・ラベルデザインコンペティション」でグランプリを受賞

国際文化学部デザイン文化学科3年次生の笹田恵美さん(写真左)がこのほど開かれた、「2015八剣山ワイン・ラベルデザインコンペティション」(主催:株式会社八剣山さっぽろ地ワイン研究所)でグランプリを受賞しました。また、同2年次生の島津知里さん(写真右)が奨励賞、3年次生の米田舞さんがヴェレゾン賞を受賞。3月6日に札幌市内で表彰式が行われました。「八剣山ワイン・ラベルデザインコンペティション」は、2011年に誕生した八剣山ワイナリー・さっぽろ地ワインを市民レベルで支援するとともに、若手クリエイターに地域での活動の場を提供し、地元のアーティストを育成することを目的として開催されているものです。今回は、「八剣山+温泉」をテーマに募集が行われ、このデザイン趣旨を踏まえたコンセプトやデザインが評価対象とされました。

笹田さんの作品は、八剣山のシルエットに切り取られた温泉に入りながら赤ワインと白ワインともにワイングラスを持った女性のキャラクターが印象的で、ワイナリーのある「八剣山」とワイン、温泉がビジュアルによく表現されていることやオリジナルのキャラクターを配した独自性などが評価されました。笹田さんは、「八剣山ワイナリーはデザイン文化学科の授業でも訪問したことがあり、その際に試飲させていただいた商品の記憶もあり、味の雰囲気からラベルの出来上がりもイメージしました。キャラクターの考案は普段から取り組んでいるので、楽しく制作に臨めました。今回の受賞は本当に驚きましたが、『他者の視線を意識する』ことの大切さにも気づきました。今後もパッケージデザインなどに取り組むうえで、この経験を生かしていきたいと考えています」と話しています。

なお、今回グランプリを受賞したラベルが貼られたワインは、秋ごろから八剣山ワイナリーや市内の直売所などで販売される予定です。

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