道内の中学生、高校生、大学生の陸上選手を対象に公開講座「陸上競技教室」を開催しました

札幌キャンパスの第一体育館「TOKAI ARENA」で1月12日に、北海道内の中学生、高校生、大学生の陸上選手(中学校体育連盟、高等学校体育連盟、学生陸上競技連盟に所属)を対象とした公開講座「陸上競技教室」を開催しました。来年に開催が迫った東京オリンピック・パラリンピックに向け、国内ではこれまで以上に各種スポーツの競技力強化と普及促進の機運が高まっており、陸上競技もその一つに数えられます。今回の陸上競技教室では、東京オリンピックへの出場が期待される走り幅跳びの現役選手・城山正太郎氏(国際文化学部卒業・株式会社ゼンリン)のほか、道内で陸上競技を指導する秋澤一輝氏(同・一般社団法人A-bank北海道所属)、馬場友也氏(同・北海道ハイテクアスリートクラブ)らが、棒高跳び・短距離走・走り幅跳びの実技指導を行いました。

当日は、112名の参加者が3グループに分かれて練習を実施。それぞれ練習前の準備体操をはじめ、競技レベル別の基礎練習や実技などに挑戦。棒高跳びでは、初心者から上級者まで3つの班で練習に取り組み、体育館内に設営されたバーと着地マット、助走路を使ってたっぷりと実技に臨み、動画撮影によるフォームの解析も用いてさまざまな手法でレベルアップを図りました。また、短距離走のグループは体育館内の走路でミニハードルを使った練習などを実施し、トレーニングアリーナでは短距離走者に求められる筋力を養うトレーニングについても実践を通して学びました。札幌キャンパス陸上競技部の選手たちも運営をサポートし、トレーニングセンターでの補強トレーニングなどもともにし、課題を確認しながら、真剣に取り組みました。

運営に当たった陸上競技部の広川龍太郎監督(国際文化学部教授)は、「卒業生の城山や馬場らも熱心な指導で盛り上げてくれたほか、参加した子どもたちからも熱気を感じるほど一生懸命に取り組んだことで、『体の学びの場』として充実した催しになったと思います。こういった機会を通じてスポーツの大切さを理解することで、競技に反映するだけでなく生涯スポーツとしても陸上競技に携わってもらいたい。」と話しました。

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