デザイン文化学科の学生たちが「小樽ショートフィルムセッション」で最優秀作品賞を受賞しました

国際文化学部デザイン文化学科・早川渉講師の研究室が、映画コンテスト「小樽ショートフィルムセッション」で最優秀作品賞を受賞。3月26日に小樽市役所で開かれた表彰式に出席しました。2年に一度実施されているこのコンテストは、小樽市を舞台に名産の食べ物を交えた10分以内の短編映画が対象。早川研究室では前回のコンテストで奨励賞を受賞し、今回初めて最優秀賞に輝きました。

今回は、早川研究室の3年次生(当時)4名が参加。昨年9月から準備をはじめ、研究室内でそれぞれが作品のアイデア出したうえで早川講師や学生が意見を寄せ合い、渡辺明香音さんが考えた「3度目の記念日」を撮影することに決めました。小樽市で働く男性と函館市に住む女子大生の恋愛ストリーで、学生たちは11月から数回にわたり小樽市で撮影しました。表彰式当日は、新型コロナウイルスによる感染拡大を防ぐため上映会が中止となりましたが、賞状を受け取った渡辺さんは、「賞をいただけると思っていなかったので、受賞を聞いたときは驚きました。研究室のみんなで協力し、楽しみながら撮影できました」と語りました。

指導に当たった早川講師は、「これまでのコンテストでは社会人の映画監督が最優秀賞に選ばれていたので、学生が受賞できたのは快挙だと感じています。コミュニケーションをしっかりととりながら制作チームをまとめた渡辺さんをはじめとした学生たちの努力の賜物です。自分たちの作品が評価を受ける経験は学生たちにとって非常に大きな経験にもなりました。今後もさまざまなコンペへの参加を通じて、多様な学びの機会を提供していきます」と語りました。