吹奏楽研究会がリモート合奏の動画を配信しています

湘南キャンパスで活動する吹奏楽研究会が、動画投稿サイト「YouTube」でリモート合奏の動画を配信しています。新型コロナウイルスの感染拡大により、キャンパス内への入構が制限され課外活動の自粛が続いていることから、メンバーがそれぞれ自宅で演奏し、その動画をつなぐリモート合奏を企画。6月5日には第一弾として、ホルン、サックス、フルートの金管パートが動画をアップしました。

ホルンパートは、5重奏で子どもに人気の『パプリカ』を演奏し、ダンスや紙コップを使ったリズム遊び「カップス」を披露。サックスパートは5重奏で『魔女の宅急便メドレー』を演奏し、動画の合間に一人ひとりメッセージを語っています。フルートパートは、7重奏で演奏する『キユーピー3分クッキング』の曲にのせ、メンバーが手作り料理に挑戦する動画を組み合わせるなど、それぞれ趣向を凝らした内容となっています。また、8日には4年次生の有志による「ハンドクラップ9重奏」と題した動画を配信し、トランペット、サックス、ギターなどの演奏に合わせて、流行のエクササイズを披露しました。同研究会の学生からは、「今はさまざまな団体のリモート合奏動画がアップされているけれど、日ごろ演奏会に来てくださる方々や遠方に住んでいて大学近隣の会場には来られない保護者、東海大で吹奏楽に挑戦したいと思っている新入生に聴いてもらいたい」「東海大は、音楽が好きな学生なら初心者も大歓迎。新入生がこの動画を見たときに、『こんな仲間が待っているよ』という気持ちが伝われば」と話しています。

今後は、新型コロナウイルスの感染拡大により中止となった全日本アンサンブルコンテストに出場を予定していたメンバーの演奏や、同研究会で音楽監督を務める加養浩幸客員准教授(教養学部芸術学科音楽学課程)の指揮のもと、全学年でのリモート合奏などを計画しています。主将の丸山雄樹さん(理学部4年次生)は、「自宅で演奏できない学生はダンスで参加するなど、曲や構成を工夫して全員で一つの演奏をつくり上げたいと考えています。なかなか前向きな気持ちになれない人に、音楽の力でエネルギーを届けられれば」と語っています。

▼吹奏楽研究会YouTubeアカウント
https://www.youtube.com/channel/UCp-JeeL_6LfMuM3cZL8ahqA