海洋学部が静岡市との連携事業「プランクトン観察会」を開催しました

海洋学部では8月10日に静岡キャンパスで、静岡市・東海大学連携事業「プランクトン観察会」を開催しました。市内の子どもたちにプランクトンに関する解説と実際の観察を通して、目に見えない生き物の存在や種類を知ってもらうとともに、環境問題への意識も育んでもらおうと毎年実施しているものです。会場入口での検温と手指消毒をはじめとした新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、密を避けるためグループに分けて実施しました。

当日は、小学校3年生から6年生までの児童22名、保護者16名合わせて38名が参加しました。はじめに8号館でガイダンスを受けた後、参加者は2つのグループに分かれ、第一グループは松浦弘行准教授の案内のもと臨海実験場に移動し、松浦研究室の学生によるサポートで、プランクトンを採集。また、秋山信彦教授の研究室で飼育されている生物を観察しました。第二グループは反対のコースで移動しました。そして、秋山教授と松浦准教授によるプランクトンの生態に関する講演を聴講。石井准教授による顕微鏡の使い方などの説明に続いて、採集してきたプランクトンを実際に観察しました。

参加者からは、「プランクトンにもさまざまな種類がいることを知れてとても楽しかった」「想像していたよりもはっきりとプランクトンの姿が見られて興奮しました」といった感想が聞かれました。