付属高輪台高校から情報通信学部に進学予定の生徒を対象にした「リーダー研修会」を開催しました

情報通信学部では、3月2日に隣接する付属高輪台高校から本学部に進学を予定している生徒を対象にした「リーダー研修会」を開催しました。本学では2022年4月に向けて、「日本まるごと学び改革実行プロジェクト」と題した全学的な改組改編を構想しています。同年度から東京キャンパス高輪校舎では現在の情報通信学部の3、4年次生と国際学部・経営学部・観光学部の3、4年次生が学ぶ予定です(4学部ともに1、2年次生は湘南キャンパス)。本学部では改組改編に当たり、これまで以上に学部・学科をこえた学生同士のつながりや協働が必要になると考え、入学時にすでに他学部他学科にも友人がいる付属高校出身学生にリーダーシップを発揮してもらおうと、初めて本研修会を企画しました。

当日は、高輪台高から26名の生徒が参加。まず、本学部の濱本和彦学部長があいさつに立ち、「本学では学生に対して、社会で求められる汎用的な能力・態度・思考(ジェネリックスキル)を測定するテスト『PROG』を受験してもらっています。昨年度に入学した学生の結果を見ると、付属高校から進学した学生はほかの学生と比べ、対人基礎力や対人親和力、対人協働力などが長けているとわかりました。改組改編では学生生活も大きく変化するので、ぜひこれまでに築き上げてきた友情を生かして、学部・キャンパスをこえた学生同士のつながりを強固にしていくリーダーになってください」と話しました。その後、生徒たちは、教職員・学生研修などを展開する㈱ラーニングバリューの藤田恵介氏の指導のもと、自己分析やグループワークに挑戦。5、6人のグループに分かれてグループ内でお互いを知るためのインタビューをしたり、「月で遭難したらどうする?」をテーマにディスカッションをしたりして交流を深めながら、コミュニケーションスキルに磨きをかけました。

参加した加藤結愛さん(3年生)は、「大学生になると自分で考えて行動する場面は増えてくるので、今まで以上に人とのコミュニケーション能力が重要になると考えています。今回のセミナーで、人の話を聞き、きちんと理解することは簡単そうで難しいとあらためて感じました。この経験を生かして実りある大学生活を過ごしたい」と話していました。