国際コミュニケーション学科の佐久間選手が初めて開催された全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会で準優勝しました

国際文化学部国際コミュニケーション学科4年次生の佐久間健全選手が、11月20日に東京都・国立代々木競技場第一体育館で初開催された全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会(インカレ)の1部男子軽量級で準優勝しました。同大会は、昨年9月に結成された一般社団法人全日本フルコンタクト空手コミッション(JKC)が、大学生競技者の目標となる大会を開こうと一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)に準加盟して主催したもの。全国から113校の代表選手が出場しました。

札幌市・水滸會丈夫塾に所属し、今年10月に開かれた全日本空手審判機構(JKJO)が主催するフルコンタクト空手日本一を決める最高峰のオープン大会であるJKJO全日本空手道選手権大会の一般男子軽量級で連覇を達成した佐久間選手は、今大会では初代となる学生王者を目指して出場しました。シニアの大会は60㎏までが軽量級と定められていますが、インカレは65㎏までの選手がこのクラスに出場する中、初戦となった2回戦で日本体育大学の篠原昇利選手、続く3回戦で日本大学の福田汐音選手にいずれも判定5―0で順調に勝ち進みます。準決勝では、これまでの全国大会で幾度となく拳を交わしてきた関西大学の笹裏健士朗選手と対戦。お互いに手の内を知った相手ながら、積極的に前に出て得意の突きを繰り出した佐久間選手が相手に攻撃の間合いを取らせず、判定3―0で勝利を収めました。迎えた決勝では佐久間選手の階級より重いJKJO大会中軽量級の王者で、キックボクサーとしても活動する関西学院大学の岩多陽勇選手との対戦に。佐久間選手は独特のリズムで間合いを詰め攻撃を繰り出しましたが、体格で勝る相手に決定打を放てず判定0-4で敗れました。

佐久間選手は、「今年度に向けて第1回インカレでの優勝を目標に掲げてきたので、決勝はもっと相手に食らいつきたかった。気持ちで前に出てやれたのではないかと悔いが残ります」とコメント。今大会で学生時代の全国大会は最後となりましたが、「大学入学時に子どものころから続けてきた空手をやり切ろうと決意していたので、学業と両立しながら続けられたことに満足しています。また、普段は道着の胸には道場の名前がありますが、インカレで『東海大学』の名前を付けて戦うことは新鮮で、楽しく臨めました。初のインカレ開催はJKCをはじめ、さまざまな空手団体の関係者の皆さんの協力があってのこと。とても感謝しています」と話していました。

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