対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」の一環で米国ノースイースタン州立大学との交流会を実施しました

2月24日(金)、米国ノースイースタン州立大学の学生13名と引率の教員が札幌キャンパスを訪れ、お互いの大学の紹介や文化交流を実施しました。これは本学と連携協力協定を結んでいる一般財団法人日本国際協力センター(JICE)北海道支所が対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」の一環として行ったものです。同プロジェクトは、日本と北米(米国とカナダ)との間で将来各界にて活躍が期待される優秀な人材を招へい・派遣し、人的交流を通じて、日本の政治、社会、歴史および外交政策に関する理解を促し、日本の姿や魅力を発信してもらうことを目的としています。

交流会には国際文化学部国際コミュニケーション学科の教員・学生約20名が参加。国際交流会館2階インターナショナルラウンジで大学の紹介や日本に関するクイズを行い、ブレイクタイムには日本の和菓子や駄菓子などが振る舞われました。終了時には肩を寄せ合いながら談笑し、お互いにSNSの連絡先交換をする学生の姿もありました。

同イベントの運営をした二川翔太さん(国際文化学部国際コミュニケーション学科2年次生)は「ノースイースタン州立大学の大学生に日本文化や東海大学のことを知っていただくため、様々な企画を準備しました。日頃学科の授業で学んでいる英語やコミュニケーションのスキルを実践できるとても良い機会でした。カケハシとしては久しぶりの対面方式交流会でしたが、お互いの姿、顔を見ることができ、オンラインではできない直接的な国際交流で有意義な時間を過ごせたと思います」と感想を語っています。

同じく運営ならびに会場準備の調達を担当した大塚陽代里さん(国際文化学部国際コミュニケーション学科2年次生)は「授業期間が終了していたので、メール中心の連絡となり、企画のコーディネートに苦労しました。軽食については日本文化を知ってもらうため、お団子や駄菓子を準備しました。約1時間半程度の短い国際交流会でしたが、素晴らしい体験ができました。また同じようなイベントがあれば、ぜひ参加したいと思います」と感想を語っています。

以下は米国ノースイースタン州立大学側参加者の感想

東海大学での交流はとても楽しい時間でした。短い時間ではありましたが、両国の学生が繋がり、一生忘れられない思い出をつくることができました。提案ができるとするならば、交流の時間がもっと長ければ良いのにと思いました。(女性、引率者)

東海大学では、数名の新しい友人ができ、私をとても歓迎してくれました。折り紙を作ったり、Kahoot(クイズ大会を開けるアプリケーション)で遊んだり、新しいお菓子を食べたり、ダンスをしたり、とても楽しかったです。何人かの学生とSNSを交換することができ、Instagramで新しい友人たちと体験を共有することができました。私が体験したこの交流は、真の交流だったような気がします。 (男性、参加者)

【対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」事業概要】
カケハシ・プロジェクト」は、日本と北米地域との間で、対外発信力を有し将来を担う人材を互いに招へい・派遣する(オンライン交流を含む)、日本政府(外務省)が推進する事業であり、JICEがプログラム企画・運営を受託しています。人的交流を通じ、日本の政治・経済・社会・文化・歴史に加えて外交政策に関する日本についての理解を促進するとともに、未来の親日派・知日派を育成・発掘しています。また、参加者に日本の外交姿勢や魅力等について積極的に発信してもらうことで日本に関する対外発信を強化し、日本の外交基盤を拡充することを目的としています。
(一般財団法人 日本国際協力センターHPより)