札幌ボランティアプロジェクトが除雪活動に取り組んでいます

札幌キャンパスで活動するスチューデントアチーブメントセンター・チャレンジプロジェクト「札幌ボランティアプロジェクト」が、1月18日にキャンパス近隣で除雪活動を行いました。

本プロジェクトは2008年度に「福祉除雪プロジェクト」として発足し、キャンパス周辺の町内会会員の中から自力で除雪が困難な世帯を対象に希望を募り、除雪支援ボランティアに取り組んできました。16年度からは活動の幅をさらに広げようと現在の名称に変更。市内の住宅地を中心に除雪活動を行ってきましたが、20年2月以降は、新型コロナウイルス感染症の拡大により活動を休止していました。約2年ぶりの除雪活動となる今回は、感染対策のため地域住民の住宅での活動ではなく、南沢旭台町内会との連携のもとキャンパス周辺に設置されている消火栓など公共物の除雪に取り組みました。

当日は5名のメンバーが参加し、キャンパス近隣の公園や小学校付近に設置されている消火栓を除雪して巡ったほか、横断歩道の近辺など、雪が積もり通行しづらくなっている場所の雪を移動しました。また、道中ではアパートの駐車場でタイヤが雪に埋もれてしまった車に遭遇し、スコップで掘り起こして救出しました。リーダーの山崎成さん(生物学部生物学科3年次生)は、「この2年間はコロナ禍の影響で活動できず、プロジェクトが存続できるかもわからない状態でした。再開できると決まったときは『やった!』と思わずガッツポーズが出るほどうれしかった。キャンパスがある札幌市南区の皆さんとかかわりたいという思いでプロジェクトに入ったので、除雪を通じて地域に貢献することができ、やりがいを感じています」と充実の表情を見せました。プロジェクトでは今後も、降雪量の多い日を中心にキャンパス近隣を巡回して活動する計画です。