留萌港にてインテリジェント・シップ「望(ぼう)星(せい)丸(まる)」 留萌港で4年ぶり一般公開

東海大学では、7月9日(日)、留萌港南岸(北海道留萌市)に停泊中の本学海洋調査研修船「望星丸」(全長87.98m、全幅12.80m、国際総トン数2,174トン)を一般公開(無料)いたします。また、前日8日(土)には関連イベントとして、環境変動による漁業への影響や養殖技術などについて解説する船上記念講演を実施いたします。

国際航海旅客船の資格を有する「望星丸」は、海洋調査・研究をはじめ、本学学生の実習、海外研修航海、学外からの委託研究、青少年のための洋上教室など幅広い用途で活用されているインテリジェント・シップです。今回の一般公開は、本学札幌キャンパスの生物学部海洋生物科学科で行われる「海洋生物科学フィールド実習」のため、同港に寄港するのに合わせて実施するものです。

8日の船上記念講演では、同学科の山口幹人教授が「環境変動と漁船漁業の水揚げの変化~北海道の状況を中心に~」と題して、また、北海道泊村役場産業課の石井正孝氏が「ウニの養殖技術~ウニの成熟と環境、特に光操作について~」と題して、それぞれ講演します。

翌9日の4年ぶりとなる一般公開では、本学教員によるミニレクチャーや、観測機器の展示、ロープワーク、タッチングプールなどの船内企画「サイエンスラボ」を実施します。また、「海と日本PROJECT inガッチャンコ北海道」(主催:一社 北海道海洋文化フォーラム)のイベントも同時開催。クイズやスタンプラリー、顕微鏡を使った海の生物観察体験などが予定されています。

本学は、総合大学としてのリソースを余すところなく活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元したいと考えています。今回の「望星丸」一般公開もそうした取り組みの一環として実施するものです。

■公開講座「東海大学 船上記念講演」概要

日時2023年7月8日(土)16:00~17:30
会場留萌港南岸「望星丸」船内学生食堂(北海道留萌市)
内容「環境変動と漁船漁業の水揚げの変化~北海道の状況を中心に~」 講師:東海大学生物学部海洋生物科学科 教授 山口幹人
「ウニの養殖技術 ~ウニの成熟と環境、特に光操作について~」 講師:泊村役場産業課 石井正孝氏(本学海洋学部水産学科 卒)
講師都合により中止となりました。楽しみされていた方、誠に申し訳ございません。
参加費無料(事前予約不要)
定員50名
主催東海大学
後援留萌市、東海大学北海道地域研究センター

■「望星丸 一般公開」開催概要

日時2023年7月9日(日)10:00~15:00(乗船受付終了は14:30)
会場留萌港南岸「望星丸」船上(北海道留萌市)
内容船内および海洋観測機器見学、本学教員によるミニレクチャー、サイエンスラボ(パネル展示、観測機器展示、ロープワーク、実習試料展示、タッチングプール
参加費無料(事前申込不要)

■本件に関するお問い合わせ
東海大学 札幌オフィス 広報担当:松島・鈴木
TEL.011-571-5111(代表)