チャレンジプロジェクト「Takanawa共育プロジェクト」が東京都港区の「子ども防災フェス」をサポートしました

品川キャンパスで活動するチャレンジプロジェクト「Takanawa共育プロジェクト(TKP)」が9月23日、東京都港区の高輪コミュニティーぷらざで開催された「たかなわ防災コミュニティ向上プロジェクト 子ども防災フェス」に参加しました。子どもたちが親子で楽しみながら防災について学べる体験型イベントで、学生たちはボランティアや参加団体スタッフ、高輪地区にある4つの地域防災協議会役員、同区職員らと共に、体験型訓練や展示など多彩なプログラムをサポートしました。

開場と同時に多くの家族づれが来訪。学生たちは、子どもたちに人気の「うんこ先生」の着ぐるみが登場する防災クイズコーナーで参加者の呼び込みをしたり、クイズのアシスタントを務めたりしました。また、先輩のボランティアから開始前に特訓を受けて紙芝居も披露。他にも参加団体のマスコットをモチーフにしたキーホルダーづくりに挑戦する子どもたちのフォローなどでも活躍しました。在宅避難に備えて特に重要な備蓄15品目などを覚えてもらうクイズクーナーを担当した平井菜々美さん(情報通信学部4年)は、「子どもたちが楽しんでくれてうれしい。こうした活動を通して多様な年代の人たちと触れ合うことは自分の糧になっている」と笑顔で話しました。さらに、プロジェクトリーダーの湯浅龍馬さん(同3年)は、「今回のイベントが地域の子どもたちにとって防災に関心を持つきっかけになれば。これからもキャンパス近隣の住民や企業の人たちと協力して、さらに地域に密着した活動を活性化させたい」と話しました。

同フェスを運営した港区高輪地区総合支所協働推進課の中村美生課長は、「地域防災では若い人たちが頼もしい力になります。これからも地域に密着したさまざまな活動を通して顔の見える関係をつくり、東海大学をはじめ高輪地区内の近隣の各大学との連携を進めていきたいと思います」と語りました。TKPのプロジェクトアドバイザーを務める佐藤弘幸准教授(情報通信学部)は、「子ども防災フェスでさまざまな世代の人と交流した経験を通して、社会性を身につけてほしい。また、ここで学んだことを生かして、ぜひ自分たちで企画したイベントを成功に導いてもらいたい。その苦労は後々、大きな力になるはず。これからも地域貢献のために品川キャンパスの皆で協力し、活動を盛り上げていけたら」と話しています。