東海大学ソーラーカーチームが小学生向けに出前授業を行いました

ToCoチャレ「東海大学ソーラーカーチーム」が、3月12日に愛川町立中津第二小学校で出前授業を行いました。同小学校からチームに依頼があり初めて実施したもの。ソーラーカーを通じて環境や科学技術に興味を持ってもらおうと、佐川耕平総監督(工学部准教授)と10名のプロジェクトメンバーが同校を訪問しました。

当日は初めに佐川総監督が、小学5年生約50名を対象に教室内で講義を実施。太陽光を電気に変化させて走行するソーラーカーの特徴に触れ、「ガソリンを給油する必要がなく、太陽光が出ている限り走り続けられて、二酸化炭素も発生しないので、『究極のエコカー』と呼ばれています」と紹介。軽い炭素繊維を使用するボディや株式会社ブリヂストンと共に開発したソーラーカー専用タイヤといったマシン全体について解説したほか、チームが世界一を目指して出場してきた世界最大級のソーラーカー大会「ブリヂストン・ワールド・ソーラーチャレンジ」を紹介しました。その後は、校庭で「2019年型 Tokai Challenger」のデモ走行を披露。他学年の児童や近隣の保育園児ら約350名が見守る中、学生ドライバーの小平苑子さん(大学院工学研究科1年次生)と二ノ宮孝仁さん(情報理工学部4年次生)がステアリングを握りました。マシンの走行に見入った子どもたちからは、「どうしてタイヤが小さいんですか?」「マシンを完成させるまでにどのくらいの時間がかかりますか?」「飛行機のような形をしているのはなぜですか?」など多くの質問が寄せられ、佐川総監督が一つひとつ丁寧に回答しました。

参加した児童は、「ソーラーカーの実物を初めて見ました。想像していたよりも大きくて、走る時の音は静かで驚きました」「運転をしていた大学生がかっこよかった」と話していました。プロジェクトの広報を担当する細田さくらさん(工学部2年次生)は、「子どもたちがたくさん質問する様子から、ソーラーカーに興味を持ってくれたことが伝わってきてとてもうれしかったです」と笑顔を見せていました。佐川総監督は、「学生たちは、目を輝かせてソーラーカーを見る小学生の姿を通して、技術の重要性やプロジェクト活動への誇りを改めて感じたのではないかと思います。参加していないメンバーにも今回の経験を共有し、今後の活動へのさらなる意欲につなげてほしい」と語っていました。