病院ボランティアが医学部付属大磯病院にて「第1回癒しのイベント」を開催しました

病院ボランティアプロジェクトが11月29日に本学医学部付属大磯病院にて「第1回癒しのイベント秋の合唱会~西湘(青松)の風にのせて~」を開催し89名の患者さまとそのご家族が来場しました。
癒しのイベントは、患者さまの入院生活におけるストレスや不安を少しでも和らげるため、本プロジェクトが演者を招いてイベントを行なうもので大磯病院では初の開催となりました。

今回は神奈川県平塚湘風高等学校合唱部と神奈川県平塚江南高等学校合唱部の2団体の協力のもと、患者さまが「秋」を感じられるように、メンバーは会場やパンフレットに紅葉などの装飾を施すとともに、秋にちなんだ楽曲を披露しました。

湘 風高等学校と江南高等学校の合唱部の皆さんは「Let It Go」「銀河鉄道999」「ドレミの歌」などの曲を高校生ならではの若さあふれる元気な歌声で披露しました。患者さまからは「まさか、病院でコンサートを 見ることが出来るとは思っていませんでした」という声を頂きました。コンサートの最後には2団体合同でアンジェラ・アキさんの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を披露しました。湘風高等学校による美空ひばりさんの「川の流れのように」の合唱では、感動のあまり涙を浮かべる方もいました。コンサート 後のアンケートでは94.5%の患者さまに満足したとの回答をいただきました。

プロジェクトメンバーの赤羽哲明さん(理学部数学科1年次 生)は「メンバーは、コンサートが暖かな雰囲気でスムーズに進行できるように、搬入から病院スタッフの方達と個々にコミュニケーションをとることや、常に 笑顔でいることを心掛けました。反省点として今回は予想以上の人数が集まったことで車椅子の誘導に時間がかかりました。今回のことを踏まえて来場者誘導方 法の改善について考えていきたい」と語っています。

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