病院ボランティアプロジェクトが医学部付属病院で「院内コンサート」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・病院ボランティアプロジェクトが、12月16日に東海大学医学部付属病院のロビー・東海ホールで、「第18回院内コンサート 聖夜の音楽会~サンタが伊勢原にやってくる~」を開きました。本企画は、入院中の患者さんやその家族らに楽しんでもらうことを目的に、毎年、企画・実施しているものです。今回は、伊勢原市や秦野市、厚木市を中心に活動しているミュージックベルの演奏グループ「ミルキーウェイ」と、秦野市吹奏楽団が出演し、約150名が来場しました。

ミルキーウェイは、日本の歌メドレーや「赤いスイートピー」「知床旅情」などの歌謡曲や「サンタが街にやってくる」などのクリスマスソングを披露。また、秦野市吹奏楽団のステージは、フルートとサックスがそれぞれアンサンブルで演奏する2部構成で、ヴィヴァルディの「四季」より「『冬』第二楽章作品8の4」といったクラシックから「津軽海峡・冬景色」「クリスマス・イブ」などのナンバーを軽快なリズムで奏でました。来場者は大きな拍手を送りながら、よく知った曲では楽器の演奏に合わせて歌詞を口ずさみながら楽しむ様子が見られました。

プロジェクトリーダーの後藤佑介さん(法学部法律学科2年次生)は、「出演者との調整など急きょ変更になることもあり、準備は大変でした。しかし、昨年度より多くの患者さんやそのご家族に来場していただき、楽しんでいただけてほっとしています」と話しました。また、本企画のリーダーを務めたプロジェクトメンバーの大野遥さん(教養学部芸術学科音楽学課程1年次生)は、「プロジェクトの活動を通じて医学部付属病院で働いている多くの先生方や職員の皆さんの様子に触れ、『患者さん第一』の目線を教わりました。私たちも患者さんのためにさまざまな活動を展開していきたいと考えています。このコンサートでもこれまでは運営側でしたが、自分たちも何か披露できるようなステージにしていければ」と今後に向けた抱負を語りました。

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