西表島で東海大学付属甲府高等学校2年生が研修を行いました

2023年12月4日と5日の二日間、西表島の沖縄地域研究センターを拠点として、東海大学付属甲府高等学校2023年度バランスコース研修を行いました。昨年度に続き2回目の来島です。2年生の生徒40名、引率教職員3名が、海に馴染みが薄いけれど山間地の自然と歴史を有する甲斐の国「山梨県」から、海に囲まれた亜熱帯気候の離島西表島を訪れ、国立公園と世界自然遺産の自然、そして、島民の日常に触れ、不便さと素晴らしさの両面を体験し見聞を広めました。
初日は、浦内施設で当センターの機能と大学生らの研究活動に耳を傾け、その後は、施設近傍の浦内川河口にみられるマングローブ林で生態系の学習、西表島北端に位置する星の砂海岸の散策を行いました。サンゴ礁に囲まれたイノー(礁池)の海岸では、透き通った海水にふれ、星砂や海岸漂着物を手にとり、そして、海生生物の化石群観察等のフィールドワークに取り組み目を輝かせました。二日目は、環境省西表野生生物保護センターを訪れ、西表島の豊かな自然に関する展示と解説を聞き、離島の魅力に引き込まれていました。