「THE世界大学ランキング ―データポインツを活用したオンライン勉強会― 」を開催しました

東海大学では12月16日にオンラインで、教職員を対象とした「Times Higher Education (THE) 世界大学ランキング ―データポインツを活用したオンライン勉強会― 」(主催=グローバル推進本部、大学運営本部大学IR室、Times Higher Education、進研アド)を開催しました。イギリスのTHEによる世界大学ランキングは世界的な注目を集め、留学生の進路決定の指標や、各大学の協定校の基準にも使用されるなど大学において重要な指標とされています。今年9月に発表された、「THE世界大学ランキング2021」では世界で1527校、日本で116校(私立大学は47校)がランクインし、本学は国内で34位、私立大学では17位に位置づけられています。今回のセミナーは、「THE世界大学ランキング2021」の結果を踏まえたフィードバック・ディスカッションを行うことで、今後の教育・研究活動の発展につなげることを目的に初めて開催しました。

当日は約80名が参加し、THEのマイケル・ルバッツ氏が講師として出演しました。社会が直面している課題解決に向けた研究活動や、分野をこえたコラボレーションの実現などを目指すTHEの使命を説明し、そのために設けている評価基準を解説。東海大学のパフォーマンスを解析したグラフをもとに、今後取り組むべき課題と解決策をアドバイスしました。最後にグローバル推進本部の山口滋部長(理学部教授)がルバッツ氏に謝辞を述べ、「グローバルな大学となっていくために、今後もこういった機会を設け、皆さんと大学との方向性について議論していきたい」と参加者に語りかけました。