職員向けに「窓口英語対応研修」をオンラインで開催しました

東海大学では6月30日にオンラインで、 SD(グローバルSD)研修「窓口英語対応研修」を開催し、10名の職員が参加しました。窓口での英語対応力向上のため、日常業務で発生する基本的な言い回しから、留意すべき点、覚えておくと便利な熟語などを実践的に学びました。

当日は、法人や教育機関向けのグローバル研修を行うインターナショナルエジュケーションサービス株式会社の広瀬麗氏とコンスタンス・タトル氏を講師に招き、3つのセッションからなる研修を実施しました。セッション1では、広瀬氏が円滑なコミュニケーションのための基本的なテクニックについてポイントを押さえて話し、タトル氏もネイティブの発音の仕方やフレーズの捉え方を解説。声の大きさやイントネーションなど基礎的な部分から、困ったときに使える汎用的なフレーズなどを説明しました。続くセッション2では、窓口での対応時に使用する実践的な英会話を解説。窓口対応で起こり得るシーンに応じたコミュニケーションの取り方を説明しました。参加者からは「卒業見込証明書は英語でどう言えばいいですか?」「健康診断書の言い方も教えてください」など、実際の業務に関係する質問が寄せられ、実践的な知識が深められました。セッション3では、Zoomのブレイクアウトルーム機能を用いたグループ形式のロールプレイを行い、セッション1・2で得た知識を活用してコミュニケーションをとりました。

最後の質疑応答では、「スマートフォンの翻訳アプリなどで対応することもありますが、そうしたシーンに使えるフレーズはありますか?」「学年を聞くときに『Year』ではなく『Grade』を使ってもいいのでしょうか?」などの質問が寄せられ、広瀬氏とタトル氏が解説しました。