語学教育センターのスペイン語研究室では、7月15日にオンラインで「スペイン語プレゼン大会」を開催しました。本センターの開講科目「スペイン語中級2」(指導教員:二瓶マリ子講師)の授業を履修している学生たちが、春学期の学びの成果を披露する場として企画したもの。当日は、インテルアメリカーナ・デル・ブラボ大学学長のエリウッド・アビブ・カデナ・トレド氏と、教育コーディネーターのカルロス・フローレス氏の2名がメキシコから審査員として参加しました。
今回は12名の学生が参加し、好きな日本食や旅行、自身の留学体験などさまざまなテーマでスペイン語のプレゼンテーションに挑戦。発表後にはトレド氏、フローレス氏から発表に関連した質問があり、学生たちは習得したスペイン語で回答しました。審査の結果、「Costumbre japonesa HIKKOSHI SOBA(日本の習慣 引っ越しそば)」と題してスピーチした中川拓也さん(文化社会学部3年次生)が優勝しました。中川さんは、引っ越しそばという日本独自の習慣について、その概要や成り立ちを説明。「日本の文化や風習、習慣について発表しようと考えてテーマを思いつきました。自分自身が詳しく知っていたわけではないので、深く調べていくうちに多くの発見があり、非常にためになりました。また、スペイン語の授業は講師の先生もすてきな方が多く、とても楽しく学習できました」と感想を述べました。
入賞者は3位まで発表され、2位に「MI GRAN HÉROE(私の偉大な英雄)」と題してチェ・ゲバラについて発表した生野澤峻大さん(同)、3位に「Venecia(ベネチア)」と題してベネチアの見どころやお気に入りの場所について発表した市川歩夢さん(同)がそれぞれ選ばれ、参加者から拍手が送られました。