【出展案内】テクニカルショウヨコハマ2021(オンライン開催)

産官学連携センターは、2021年2月15日(月)から2月26日(金)にオンラインにて開催される「テクニカルショウヨコハマ2021」に出展します。

 この展示会は、神奈川県下最大級の工業技術・製品に関する総合見本市として、独創性・先進性に富んだ最新の技術・製品や研究成果を発信することを目的に開催されます。例年はパシフィコ横浜にて開催されていた本展示会ですが、今年は新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、オンラインでの開催となりました。本学からは、4件の研究シーズを出展いたします。

 詳細は下記開催概要をご覧ください。

開催概要

【公開期間】

 2021年2月15日(月)から2月26日(金) (閲覧無料)

【テクニカルショウヨコハマ2021公式ホームページ】

 https://www.tech-yokohama.jp/2021/

【出展テーマ】

※各研究者の紹介ページは公開開始日からアクセス可能になります。

<ニューWorking・Lifeスタイル>

新型コロナウイルス感染防止と寝たきり患者のQOL向上を目指した非接触の視線入力によるロボット遠隔操作システム

 工学部 機械工学科 甲斐 義弘 教授

 非接触の視線による遠隔操作システムを用いたロボット操作を提案します。キーボード等を介したウイルスの感染リスクを抑制するだけでなく、移動が困難な方でも本システムにより擬似的な旅行が可能となり、娯楽面でも有効活用できると考えています。

紹介ページ:https://www.tech-yokohama.jp/2021/exhibitor/210211/

※出展者セミナー参加予定(10分動画の配信・会期中のみ閲覧可能)

 セミナーURLは紹介ページからリンクでアクセス可能です。

<研究開発>

フォトクロミズムを用いた新しい液体膜可視化計測手法の開発とエンジン油膜への適用

 総合科学技術研究所 畔津 昭彦 特任教授

 フォトクロミズムを応用した新しい流れの可視化、流速・膜厚計測手法を提案しました。本手法により、エンジンのピストン周りのオイル挙動という複雑な流れ場における課題を解決しました。エンジン以外の対象や、エンジンオイル以外の液体薄膜への適用を目指しています。

紹介ページ:https://www.tech-yokohama.jp/2021/exhibitor/210213/

熱と音で発電と冷却が可能な「熱音響デバイス」

 工学部 動力機械工学科 長谷川 真也 准教授

 工場、自動車等の廃熱を「熱音響デバイス」を用いて再利用します。熱音響現象を利用すると「熱入力から音波を介して仕事や電力を取り出す熱機関」や「音波を入力することで熱を汲み上げるヒートポンプ(冷却・加熱)」が実現可能です。

紹介ページ:https://www.tech-yokohama.jp/2021/exhibitor/210212/

酸化チタンとヨウ化銅の透明半導体膜の開発

 理学部 化学科 冨田 恒之 准教授

 独自のチタン原料を用いることで、アナターゼ型、ルチル型、ブルカイト型、ブロンズ型の4種類の結晶構造の二酸化チタンナノ粒子を単相で作る技術を確立しました。これらのナノ粒子を用いたn型、p型の透明半導体膜を作製し、太陽電池の輸送層への応用を進めています。

紹介ページ:https://www.tech-yokohama.jp/2021/exhibitor/210214/

※出展者セミナー参加予定(10分動画の配信・会期中のみ閲覧可能)

 セミナーURLは紹介ページからリンクでアクセス可能です。

【主催】

公益財団法人神奈川産業振興センター、一般社団法人横浜市工業会連合会、神奈川県、横浜市(順不同)