村田准教授が「世界一行きたい科学広場in熊本」にブースを出展しました

農学部の村田浩平准教授(応用植物科学科)が8月10日、阿蘇くまもと空港近くの東海大学宇宙情報センターで開催された「世界一行きたい科学広場in熊本 2014」(主催=同実行委員会)にブースを出展しました。この催しは、地域の子どもたちに科学の魅力やものづくりのおもしろさを伝えることを目的に、熊 本キャンパスの教職員が中心となって実行委員会を組織。付属熊本星翔高等学校をはじめ、熊本県内の公立、私立高校、熊本県教育委員会などの協力、後援を得 て実施したものです。当日は地域住民ら約2700名が来場しました。

村田准教授は世界中のチョウやクワガタ、カブトムシなどの標本の展示や、虫入りのコハク(人工)を来場者に削ってもらい、形を整えたものをプレゼントする 体験型のブース「昆虫ワールド」を出展。自身の研究室に所属する学生6名とともに、最新の科学技術によって昆虫の祖先や生態をより正確に調査できることな どを解説しました。またブースでは、本学部の3学科を紹介するパネルも展示しました。

ブースを訪ねた小学生からは、「生き物の中で昆虫は一番種類が多いという話を聞き、とても驚きました。先生には、コハクの中にいる虫の名前だけでなく、そ の生態も詳しく教えてもらえてうれしかった。身の回りにいる昆虫がどのように生活しているか、興味がわきました」といった声が聞かれました。村田准教授 は、「多くの人に昆虫の世界を紹介することができました。多様な能力を持つ虫の魅力や、農学部の取り組みを伝えられたと思います」と語りました。

なおイベントでは、熊本キャンパスの教員と学生有志、湘南キャンパスの教員、チャレンジセンター「サイエンスコミュニケーター」「先端技術コミュニティ ACOT」「メカトロマイスター」、熊本星翔高校の生徒有志もブースを出展しました。当日は、宇宙情報センターに設置している直径11mの大型パラポラア ンテナの説明と動作見学や、本学教育研究所の滝川洋二特任教授(NPO法人ガリレオ工房理事長)による「たのしいサイエンスショー」も実施されました。

村田准教授が「世界一行きたい科学広場in熊本」にブースを出展しました