農学部基礎講座「ハーブ・花コース」を開講しました

熊本キャンパスで7月15日に、生涯学習講座の一環で実施している農学部基礎講座の「ハーブ・花コース」を開講しました。2012年度に本学エクステンションセンターの講座として設けた農学部基礎講座は、阿蘇キャンパスで農学部の教員と農学教育実習センターの職員が中心となって講義を担当してきました。熊本地震の影響で今年度は、会場を熊本キャンパスなどに移し、「コチョウラン栽培」「ジャム」「あか牛」「ハーブ・花」の4コースを開講しています。なお、エクステンションセンターは今年度から「地域連携センター」へと組織を変更しており、地域の皆さまの生涯学習の場として、講座のよりいっそうの充実を図っています。

ハーブの栽培方法や実用的な使い方、寄せ植えについて学ぶ「ハーブ・花」コースは、農学部応用植物科学科の松田靖准教授が講師を務め、家庭でも栽培しやすく、料理をはじめ利用方法が豊富なハーブを中心に、その種類や効用のほか栽培管理法について解説するものです。当日は、市民の皆さんを中心に17名が参加。松田准教授と農学教育実習センター職員、補助の学生が指導役を務め、実際にハーブや花を用いて寄せ植えづくりに挑戦したほか、「プリザーブドフラワー」を使ったアレンジメントの作成に取り組みました。最後に農学教育実習センターオリジナルの冷たいハーブティーで一息。参加者からは、「とても楽しい時間を過ごすことができました」「震災があっても阿蘇キャンパスの実習場でつながれてきた苗を大事にしたい」といった声が聞かれました。

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