湘南キャンパス19号館に「A+U Research platform」と東京都内の風景を描いた「パノラマ壁画」を設置しました

建築都市学部ではこのほど、湘南キャンパス19号館5階に「A+U Research platform」、4階と5階に東京都内の風景を描いた「パノラマ壁画」を設置しました。

本学部の教員の研究室がある5階のコミュニケーションエリア付近に設置した「A+U Research platform」には、本学部の紹介ページのほか、建築学科・土木工学科に所属する教員28名それぞれのページを設け、研究内容や研究室の様子、これまで手がけてきた作品、学会での発表資料などを見ることができます。岩﨑克也学部長は、「学生が研究室を選ぶ際の参考にしてもらうのはもちろん、他学部の教職員にも本学部について知ってもらう場にしたい」と狙いを語ります。半年に1回程度、中身を新しくして情報を発信していく予定です。

パノラマ壁画は4階と5階の南側エレベーターホールに設置しました。どちらも東京スカイツリーから見た都内の風景写真を手描きのイラストにしたものです。4階の壁には国会議事堂や皇居、新国立競技場、東京ドーム、富士山などが、5階の壁にはスカイツリーを中心にレインボーブリッジや横浜・みなとみらい、新宿の高層ビル群、東京タワーなどが描かれています。「学生たちには都市や建築を身近に感じてほしいと考えています。技術の進歩により、建築業界でもデジタルで設計するCAD(Computer Aided Design)やCG(コンピュータグラフィック)画が一般的になっていますが、近年、特に海外を中心に日本のアニメーションの影響もあり、手描きの方が、人気があります。秋には作画メンバーに『建築入門ゼミB』の授業で講義と演習をしてもらうことを検討しています。他にも、このパノラマ壁画を見て、建物や橋の名前がいくつ分かるかクイズにするなど、活用していければ」と語っています。

※作画 株式会社日建設計イラストレーションスタジオ