神戸 佳子 教授
かんべ よしこ
所属 児童教育学部 児童教育学科
学位
修士(理学)
研究分野
算数科教育/算数教育史
キーワード
#算数教育 #算数を作る #緑表紙教科書 #大正新教育
子どもとともに作る算数の研究
算数・数学の上に成り立ちながら算数を使わない社会を生きる子どもたちに、何をどのように教えるのか
現代社会は高度なテクノロジーの上に成り立っているが、その基盤となっているのが算数・数学である。しかし、私たちの生活はPCやAI等への依存度を高め、日常で算数を使う機会は減ってきている。このような社会に生きる子どもたちに、何をどのように教えるのか、算数教育の価値はどこにあるのかについて、実践的に研究を進める。
算数教育の歴史は、何を語るか。
子ども中心主義、子ども自身に考えさせる、子どもの生活から学びを作る、等の考え方は今に始まったことではない。算数教育の歴史を紐解き、先人がどのように考えて何を作り上げたかを知ることにより、今の教育に生かしていけることを洗い出していく。また、これらの主張が長く続けられているにも関わらず、いまだ満足できる状況に達しきれない理由も探っていく。
神戸先生が注力しているSDGs
児童教育学科に興味がある受験生へ
皆さんが学んできた算数・数学は、自由で創造的なものです。これからの時代に生きる子どもたちに、算数の楽しさを伝える教育について一緒に研究してみませんか。
本研究内容に関心がある外部の方へ
社会の基盤を支える算数・数学が、私たちの身の回りから見えにくくなっています。であるからこそ、算数・数学の本質に迫る初等教育の在り方を明確にし、実践していく必要があります。