「基礎ゼミナール合同発表会」を行いました

 7月12日(水)に「基礎ゼミナール合同発表会」を行いました。
 「基礎ゼミナール」は2年生春学期に開講する心理・社会学科の科目です。自分たちで課題(問い、疑問)を立てて、それにもとづいて先行研究を調べ、調査票を作成して、調査を実施します。「先行研究の議論と調査データにもとづいて問いを考える」という論理的な思考を学び、身につけることが目的です。3年生からの「ゼミナール」につながる科目として位置づけられています。
 10~11名のクラス(ゼミ)に分かれて、自分たちで課題(問い)を立てて、調査を実施しました。調査結果は表計算ソフトや統計解析ソフトウェアなどを用いて分析を行い、その結果をパワーポイントにまとめて発表を行いました。
 各ゼミの研究テーマは、「SNSと人間関係」、「大学生と友人関係」、「人間関係とモチベーションに社会的承認が与える影響」、「大学生のSNS依存傾向と人間関係」、「大学生の性別役割分業意識と家庭環境」、「青年期後期における依存と自立の関係」、「少子化」、「現代版 信じる者は救われるのか」、「大学生における友人関係の形成と発達的推移:親密さの捉え方に着目して」でした。
 この授業を通して、調査データにもとづいて考えることで分かることがある、さらに分からないこと(今後の課題)が見つかるという実証的研究の醍醐味を体験することができたと思います。