「北欧×アメフト」オンライン交流会を開催しました(フィンランド在住の若林正敏さんと北欧学科のアメフト部学生)

2021年5月23日(日)フィンランド時間10時、日本時間16時より、北欧学科在籍でアメリカンフットボール部(TRITONS)所属の学生4名が、フィンランドのポリ市(人口約8万人)在住の若林正敏さんからオンラインでお話を伺いました。北欧学科からは、1年生の嵯峨恵太さん、2年生の林佑太さん、3年生の田口継さん、4年生の平岡祥貴さんが参加しました。

若林さんは1980年代後半に「京都大学ギャングスターズ」で、その後社会人リーグ「サンスター・ファイニーズ」でアメフト選手として活躍されました。その後、仕事および家族の時間を重視したブランクの時期を経て、40代でアメフトに復帰。2015年に勤務先の村田機械株式会社(物流自動保管搬送システムのメーカー)からフィンランド・ポリ市に赴任し、同地で子会社の代表を務めながら、プライベートではアメフトチームPori Bearsに参加し活躍されています。まず若林さんから、学生時代・社会人のアメフト歴、フィンランドのアメフト事情、フィンランドでの仕事や日本とフィンランドの働き方の違いについてお話を伺った後、学生4名からの質問に答えていただきました。学生からの質問に若林さんは、「フィンランドでは練習でも「褒める」ことが多い」、「アメフトを共通言語に人的交流が拡大し、取材を通じて仕事への副次的な効果もあり広報や信頼につながる」、「会社での成功もアメフトと似ている。それぞれの役割を果たしながら、周りに目を配り協力する」と回答。また、ゼミで「北欧の健康とスポーツ」の関りについて学ぶ4年生平岡祥貴さんから、社会人のスポーツ事情についての質問があがると、「ジョギング、クロスカントリースキー、アイスホッケーなど多様なスポーツをしている人が多く見られる。仕事の後の時間も大切にしている」というお話でした。その他、それぞれの学生の北欧への関心や今年度の部活動での抱負について共有するといった時間も持ちました。「北欧」と「アメフト」という一見ユニークな結びつきで実現したオンライン交流会となりました。

参考リンク:
東海大学アメリカンフットボール部ホームページ https://tokai-tritons.jp/ 
村田機械株式会社ホームページ https://www.muratec.jp/