1年次生「基礎ゼミナール1」(2021年度)研究発表会

心理・社会学科では、1年次春学期に「基礎ゼミナール1」を開講しています。大学では、「問い」は与えられるものから、自分自身で立てるものへと変わっていきます。自分で「問い」を立て、その「問い」に対して自分で答えを与えること、これが最終的に求められることになります。「基礎ゼミナール1」では、その第一歩として、自ら問いを立てそれに答えることを、グループで実践しました。学科教員1名あたり約10名の学生を担当し、その10名の学生が1-2グループに分かれて探究を進めました。

その成果を発表する会を、7月2日・9日・16日にオンライン上で実施しました。多様なテーマ(LGBTQ、子育て、SNS、友人関係など)のもとで立てられた問いに対して、質問紙調査やインタビュー調査等で収集したデータにもとづいて答えを与えようと奮闘努力した跡がうかがわれました。3年次以降は個人研究が中心となります。どのようなユニークな研究があらわれるか、今から楽しみです。