北欧学科の学生を対象にしたボルボ・カー・ジャパンでのインターンシッププログラムを実施しました

文化社会学部北欧学科では2月15、17日に、スウェーデンに本社のある自動車会社「ボルボ・カー・コーポレーション」の日本法人「ボルボ・カー・ジャパン」でのインターンシッププログラムを初めて実施しました。同社が日本人学生向けに初めて企画したインターンシッププログラムに協力し、北欧にルーツを持つ企業の理念や働き方などを実践的に学ぶ機会として行ったもので、2年次生と3年次生7名が参加しました。

初日の15日には、同社が運営する「ボルボ・カー虎ノ門店」での研修を実施しました。最初に、人事総務部のスタッフから自動車産業全体の歴史や人を守ることを最優先に考える同社の理念、その実践として開発してきた同社の安全技術についてのレクチャーを受けた後にグループワークを実施。顧客が商品を購入する際に重視することや商品を販売するスタッフに求められるスキルなどについて話し合った結果をグループごとに発表し、セールスパーソンとして企業で働くために必要な考え方やスキルへの理解を深めました。翌17日には、「ボルボ・カー東名横浜店」に場所を移して研修。同社の定めるルールにもとづくロールプレイなどを通して来客時のあいさつや接遇方法の基礎を学びました。

学生たちは、「北欧にルーツを持つ企業の考え方や企業の風土などについて、実際に考え、体験しながら学べたことが大きな収穫でした。ビジネスパーソンとしてどのような考え方を持って社会に出る必要があるのか学べるなど、後輩たちにも『ぜひ参加したほうがいい』と勧めたいプログラムでした」「創業の理念を根底に置いて自動車の開発や顧客への接遇法の開発が行われており、それが社内で徹底されていることに驚きました。講師の方々もとても丁寧で、分かりやすく教えてくださり、この会社で働く人たちの社員像を目の当たりにできたのもよかったと思います。企業は社会の重要な要素の一つなので、北欧全体についての理解を深めるうえでも企業でのインターンシップは有効だと感じました」と話していました。