デンマーク・オーフス大学と北欧学科の学生によるオンライン交流会を実施しています

文化社会学部北欧学科※の柴山由理子講師のゼミに所属する学生たちとデンマーク・オーフス大学の学生によるオンライン交流会を、5月28日から月に1回程度のペースで実施しています。北欧の文化や社会を研究している本学科の学生と日本文化を専門とするオーフス大の学生が直接語り合い、互いの文化・社会への理解を深める機会をつくることが目的です。本企画には、本学ヨーロッパ学術センターも協力。両大学の学生約10名が参加しています。

5月28日の交流会では、学生同士の自己紹介に続いて、互いの文化に興味を持ったきっかけや言語を学ぶ際に難しかったポイントなどについて意見を交換しました。第2回となった7月2日の交流会では、「学生生活」と「北欧映画」をテーマに設定。「学生生活」では、日本人学生が新型コロナウイルス感染症の拡大前後での学生生活の違いや休日の過ごし方、就職活動について説明した後、日本とデンマークの違いや共通点について意見を交わしました。また、「北欧映画」では、両国におけるハリウッド映画の位置づけや北欧映画の特徴、デンマークの視点から見た日本映画の特徴などについて語り合いました。

学生たちは、「距離の問題があって直接会うことが難しい人と語り合えるだけでも貴重な経験だと思います。また、書籍やインターネットだけではわからない、デンマーク人の内面や日本人との根本的な考え方の違いなどに触れられ機会になりました」「これまでも学科の企画で年に1回程度デンマーク人と交流する機会はありましたが、オンラインを使えば頻繁に行えるのがうれしい。これからも、さまざまなテーマについて深く意見を交わしたい」と話していました。

※東海大学文学部は、2018年4月から文学部と文化社会学部の2学部に改編され、北欧学科は文化社会学部を構成する学科となりました。