生命化学科3年次生の大村杏奈さんが、とちぎ国体のセーリング競技会に出場しました。

生命化学科3年次生の大村杏奈さんが、とちぎ国体のセーリング競技会に出場しました。 国体(国民体育大会)は都道府県対抗方式で毎年おこなわれる国内最大のスポーツの祭典です。大村さんはセーリングの成年女子レーザーラジアル級に神奈川県の代表選手として出場しました。

セーリングは海上で風を読み、帆に受けた風の力だけで進んで、海面に設置してある2~3カ所のマークブイを決められた順番で回り、ヨットの着順を競う競技です。この大会には東京オリンピックの代表選手も出場しているなど、ハイレベルな選手が集まる中、大村さんは11位の成績を納めました。

大村さんは今回の大会について「あと1点差で入賞を逃してしまったので悔しい。でも、いつも乗っているスナイプとは違う艇でこの成績をおさめられたのは、一緒に練習してくれたクラブの後輩たちのおかげ。とても感謝しています。」と語ってくれました。大村さんは東海大学のセーリング部でスナイプリーダーとしてチームを率いるかたわら、生命化学科では理科教員の免許を取得するための教職課程の授業も履修しています。大村さんに両立の秘訣を尋ねたところ、「土日はセーリングに集中、平日は学校と切り分けてやっています。」と話してくれました。来年の国体も目指しているという大村さん。今後も活躍が期待されます。