人間環境学科の岩本教授が付属大阪仰星高校で出張授業を行いました

教養学部人間環境学科の岩本泰教授が9月25日に、付属大阪仰星高校2年生を対象とした出張授業を行いました。大阪仰星高校では探究的な学習の一環として研修旅行を実施しており、生徒が主体となって行き先と行程を企画・考案しています。各国のSDGsに関する取り組みをテーマに企画することから、例年SDGsやESD(Education for Sustainable Development=持続可能な開発のための教育)を専門とする岩本教授が事前授業を担当しています。

前半は、岩本教授からユネスコが大切にする言語(ことば)と文化の多様性について講義。「標準語」と「共通語」は異なる概念であることや、国連が示す6つの公用語(アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語)やユネスコの公用語(英語・フランス語)、危機言語に指定されている地域固有の少数言語などについて解説し、研修先で現地の多様性について学ぶ意義について語りかけました。後半には研修旅行各コースの代表生徒が登壇し、事前学習の成果を発表。今回はシンガポール、オーストラリア、香港、北海道、九州、シンガポール&オーストラリア(ケアンズ)の6コースを予定しており、生徒たちは各国と地域の歴史や文化、環境問題などについて紹介しました。岩本教授は、「国の文化には、原住民の存在や植民地支配、都市計画などさまざまな歴史が関係しているため、皆さんにはぜひそれぞれの研修先で、古くからある文化と近年新しく作られた文化を比較して考えてみてもらいたいと思います」と話しました。