デザイン学課程の学生が「第25回大学で学ぼう~生涯学習フェア~」のポスターとチラシをデザインしました

教養学部芸術学科デザイン学課程の阿部麗花さん(3年次生)が、かながわ大学生涯学習推進協議会が11月に神奈川県立図書館本館で開催する「第25回大学で学ぼう~生涯学習フェア~」のポスターとチラシをデザインしました。同協議会は神奈川県内の大学と県立図書館で構成されており、今年度は本学の山田清志学長が会長を務めています。今年度の生涯学習フェアには、協議会参加大学のうち23大学と県立図書館が参加。大学で学ぶきっかけづくりを応援するためのイベントで、11月3日と6日に公開講座とライブラリートークが9月に開館した本館を会場に開かれるほか、オンラインでも配信されます。

今回のデザイン制作は、同協議会から依頼を受けたもの。本課程の池村明生教授が担当する春学期の授業「デザイン連携プロジェクト」の一環として、履修した学生17名がデザイン案の作成に臨んできました。協議会による選考を経て選出された阿部さんの作品は、会場にちなんだ図書館の書籍をキービジュアルに用い、赤と紺を中心とした配色で受講者の年齢層に合わせた落ち着いた雰囲気が評価されました。阿部さんは選出後、ポスターとチラシのデザインを基に、ウェブサイトで使用されるバナーなども制作しました。

9月7日には、神奈川県立図書館広報・生涯学習推進課の佐藤舞衣さんら関係者が湘南校舎を訪問。刷り上がったポスターとチラシが池村教授と阿部さんに手渡されました。佐藤さんらからは、「図書館の雰囲気にマッチしたデザインで、固いイメージがある生涯学習講座を柔らかく伝えてくれました。また、本の絵ごとに告知内容の区分けもしやすく、文字も伝わりやすい」との言葉が寄せられ、阿部さんは、「もともとレトロ調のデザインが好きで、今回の講座も高齢者の受講者が多いと聞き、見やすい文字の配置を意識しました。付属相模高校美術部に在籍した当時も自分の絵がポスターの図案に採用されたことがありましたが、デザイン学課程で3年間学んできたことを生かし、より完成度を高めることができました」と話していました。

「第25回大学で学ぼう~生涯学習フェア~」については下記URLからご参照ください。

https://www.planet.pref.kanagawa.jp/fair.html