教養学部人間環境学科でYOGAインストラクターがゲストの特別企画「持続可能なライフスタイルを考える」授業を実施しました 

教養学部人間環境学科の秋学期開講科目「環境教育・ESD概論」(担当教員=岩本泰教授)では、11月9日に特別企画を実施しました。この授業では、これからの持続可能な未来を実現する次世代リーダー育成を目的としています。当日は、授業履修学生に加えて、付属大阪仰星高等学校の1年次生「現代文明論の旅」(大学体験授業)の1コースとして、高校生も含めて、約170人が参加しました。 

い草製品・畳・こたつ・ラグ・寝具製品を中心にインテリア商品の開発・製造・企画・販売を展開する総合インテリアメーカー「イケヒコ・コーポレーション」と人間環境学科岩本ゼミとの連携・協力をもとに、畳ヨガマットのインフルエンサー、フリーのヨガインストラクター 橋口ひとみ先生がゲストとして、オンラインで登壇。ご自身のHPで「全てはひとつ 自分を大切にすることは、人や自然を大切にすること。 まずは自分を愛することから始めよう。」というメッセージを発信されています。そんな橋口先生に「ヨガをはじめられたきっかけは?」「糸島での暮らしを始めるきっかけは?」「橋口先生の考える『自然と暮らす』幸せとは?」「毎日、どんな生活を楽しんでいますか?」といった質問を中心に、対談形式で実施しました。 

橋口先生からは、「好き、とか、心地いい、という方向に自分を導きたいという思いの先が今なんです。ヨガで言ったら自分を整えたい、というところから始めました。そこから、こんなに心地が良いもので、自分が整えられたから人に伝えたいな、という気持ちが生まれました。」「以前は物を所有することとか欲しいものを持つことで幸せを感じていたのですが、今は自然のそばで暮らすことで、自然にあるもので心が満たされる生き方ができるということを自然に教えてもらいました。」といったことをお話いただきました。 

聴講した学生からは、「橋口先生がとても素敵な感性を持っていて、自分も取り入れたい考えや感じ方が多くありました。特に、幸せな瞬間が、何気ない日常にあるというのが素敵だなと思いました。私も、今の生活の中で目の前にあるものにしっかりと目を向けるという意識を持ってみようと感じました。」「ヨガや自然を通して、幸せや生きがいについて考える機会になりました。身近なことに目を向けることや自分自身を大切にすること、自然の恵みに感謝する気持ちなど、今後の生活で意識してみようと思いました。」「サステイナブルな暮らしについて考えさせられた。自分の幸せとは何か考えながらこれから生きていきたい。」といった感想が寄せられました。