湘南キャンパスで「TOKAIおひろめ芸術祭」を開催しました

教養学部芸術学科では9月26日に湘南キャンパスで、「TOKAIおひろめ芸術祭」を開催しました。これは、文部科学省「地(知)の拠点整備事業」に採択された本学の地域貢献活動の取り組み「To-Collaboプログラム」の「大学推進プロジェクト」事業の一環として実施したものです。会場となった10号館と13号館では、本学科の音楽学課程、美術学課程、デザイン学課程の教職員と約120名の学生が、それぞれの課程の特徴を生かした企画で約650名の来場者を楽しませました。

10号館の入り口にある「S-PLAZA」では、音楽療法を学ぶ学生たちが「歌声広場」を開き、来場者を出迎えました。学生たちがピアノやバイオリンなどで音を奏で、来場者と一緒に歌おうという企画。幅広い世代に楽しんでもらおうと1950年代から現在までのヒット曲約60曲を用意し、子どもたちと一緒に踊る場面もありました。また別の教室では放し飼いの亀を教室に用意して、実際の動きを見ながら粘土で巨大な亀を制作する「デガメラ vs ○△×」やレーザー加工したパーツを使い、紙飛行機を作る「レーザー加工機とホッチキスでつくる紙飛行機」など17の企画を実施しました。

また、今年は「平塚市・東海大学交流提携30周年」に当たり、本学と平塚市で構成する実行委員会もブースを出展しました。デザイン学課程の池村明生教授ゼミに所属する学生がデザインした平塚市の地産地消PRキャラクター「ベジ太」や「ひらつかタマ三郎」も参加。同市の海岸でとった貝殻などを使ったフォトフレームを作る「ベジ太、タマ三郎とMYフォトフレームをつくろう」や平塚の食材を使った料理を提供する「ベジ太、タマ三郎のバゲット屋さん」で平塚市の魅力を伝えました。

来場者からは、「今日作った紙飛行機で小学校の友達と遊びたい。歌も踊りも楽しかった」、「大学生が笑顔で接してくれて、子どもも楽しめていた。芸術に触れる機会はあまりないので、貴重な経験ができた」といった声が聞かれました。池村教授は、「幅広い世代の市民に大学に来てもらい、学生や教職員と一緒に芸術に触れ、楽しんでもらうことを目的に実施しました。芸術は『見るもの』と感じている方も多いですが、自分で作ってみるのも楽しいものです。今日来てくださった方々が、今後もものづくりに興味を持ってくれればうれしいですね」と話していました。

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