「第4回UNESCOユース・セミナー2018」を開催しました

教養学部では7月31日、8月1日に湘南キャンパスで、「第4回UNESCOユース・セミナー2018」を開催しました。本学部が加盟している「ユネスコスクール支援大学間ネットワーク」(ASPUnivNet)における事業の一環として実施したものです。ASPUnivNetはユネスコの理念に基づき、グローバルなネットワークを活用して新しい教育内容や手法の開発、発展を目指すユネスコスクールの活動支援を目的としており、ユネスコスクール加盟校に対する支援や、大学の持つ知的財産の提供、国内外の教育機関とのネットワークづくりの促進などが主な活動内容です。本学部では国際学科の小貫大輔教授を中心に主に関東のユネスコスクールを支援するためにユース事務局を設置。ユース世代を対象としたセミナーを開いています。

今回のセミナーには、神奈川県内の私立・公立の高校のほか、インターナショナルスクールや外国学校、シュタイナー学校など、多くの学校から生徒、学生、教職員が来校したほか、本学の有志学生13名が参加しました。1日目は、参加者たちが写真やスライドの資料を用いて自身が通う学校の魅力を紹介。本学の学生も湘南キャンパスの広さや学部の多さを解説し、「さまざまな分野の学部があるので、東海大に来れば、何にでもなれる可能性が広がります。また、冬にはキャンパス内に大きなツリーとイルミネーションが飾られるので、冬にもぜひ遊びに来てください」と呼びかけました。また、今回のセミナーでは「環境」を主なテーマとしてプログラムを企画。教養学部人間環境学科自然環境課程の北野忠教授とゼミ学生たちの案内で、近隣の金目川では魚やカエルといった生き物探しで身近な自然に触れ合ったほか、同課程の岩本泰准教授による講義も行いました。岩本准教授は、プラスチックが環境に及ぼす影響を解説し、海外で撮影された海洋生物への被害を紹介する映像を紹介。参加者たちがグループごとに映像の感想や環境保全への意識について語り合い、「動物は自然のものと人工物の見分けがつかないので、人間がしっかりルールを守らなければいけない」「環境汚染に対する取り組みは国ごとに異なることが分かりました」と感想を話していました。その後は、話し合った内容をもとに、「プラスチック問題をどう解決するか」をテーマにしたグループワークも実施。翌8月1日にそれぞれの考えをまとめて発表しました。

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